ディスプレイに表示されたそのままを画像ファイルとして保存する「スクショ」ことスクリーンショットは、ちょっとしたメモ代わりにも利用できる便利な機能。面白いネット記事をとりあえず保存したい、LINEトークの一部を知り合いに見せたい、といった場面で重宝しますが、ついつい撮影し過ぎてカメラロールがスクショだらけになりがちです。

そんなとき利用したいのが、写真アプリの検索機能。iOS 16以降は画像に含まれる日本語文字も検索対象に含まれるため、アプリの画面など文字を含むことが多いスクショの検索に適しているのです。

たとえば、LINEトークのスクショをまとめて削除したいときには、相手の名前や「既読」といった特徴的な語句を検索ワードにします。「2024」や「年」など日付の一部を検索ワードに使うと、メールやメッセージのスクショがよくヒットします。ただし、ゲームなど凝ったデザインの字体を使用することが多いアプリは、文字の検出精度が下がるため期待どおりの検索結果を得られないこともあります。

カメラロールの整理をするときなど、大量のスクショの中から特定のものだけ選びたい場合には、この検索機能を活用します。まずは写真アプリで表示するメディアタイプに「スクリーンショット」を選び、画面右上の「…」ボタンをタップすると現れる検索フィールドの適当な位置をタップします。

すると水色の「このコレクション」に続き語句入力可能な状態になるので、検索ワードを入力します。文字入力するつど検索対象が更新されるので(インクリメンタルサーチ)、メガネがついたものをタップし絞り込みましょう。これで、スクショの整理整頓がかなりスピードアップするはずですよ。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 写真アプリで「メディアタイプ」→「スクリーンショット」の順に画面を開きます

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    2 画面右上の「…」ボタンをタップして検索フィールドを表示し、適当な位置をタップします

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      3 水色の「このコレクション」に続けて検索ワードを入力し、文字検索でヒットした候補をタップし絞り込みます

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      4 文字検索で絞り込まれた検索結果を対象に作業すると、スクショの整理整頓が捗ります