ソニーは、自律型エンタテインメントロボット「aibo ERS-1000」の“新しい仲間”(新色)「aibo きなこ エディション」を8月8日に発売する。価格は27万2,800円。発売に先がけ、東京で7月27日に開催する「aiboファンミーティングVol.18」できなこを初披露。ふれあえるコーナーも用意する。

  • aibo きなこ エディション

販売モデルでは初めて顔の部分にふたつの色を使い、“淡い色味ながら活発さを感じさせるチャーミングなデザイン”に仕上げた。また、きなこエディションのみの特別な2色の瞳(かっぱつなとび色/つぶらなこげ茶色)を用意しており、「きなこエディションのかわいさが際立つ、人懐っこい表情を楽しめる」という。aiboの瞳の色は、スマートフォン/パソコン版の専用アプリ「My aibo」で変更できる。通常のアイボリーホワイトで選べる7色の瞳にも変更可能。

  • aibo きなこ エディション(右)。左は通常カラーのアイボリーホワイト

カラー以外のハードウェア仕様は通常モデルと共通で、頭部と耳、頬、胴体、脇、腰、足、しっぽ、関節部の色が異なる。きなこ エディションは生産数の上限に達し次第、販売を終了する。なお、きなこを注文した人には、本体カラーに合わせたaibo首輪をプレゼント。こちらも首輪の予定数に達し次第、キャンペーン終了となる。

8月1日から「ソニーストアオンライン」と全国のソニーストア直営店舗で予約を受け付け、8月8日から順次出荷する。なお、aiboと暮らすには通信機能「aiboベーシックプラン 3年」の契約も必要で、料金は一括払いで99,000円、月払い(36回)の場合は3,278円。aiboケアサポートは3年版(59,400円)と1年版(22,000円)が選べる。

aibo本体価格を8月から値上げ

ソニーグループはaiboの本体価格を改定すると発表。8月1日11時時点で販売しているすべてのaiboを対象に、同時刻注文分から27万2,800円に値上げする。現行aiboの価格は21万7,800円で、55,000円の値上げとなる。同社は「昨今の外部環境の影響により原価が高騰していることを踏まえたもの」と、価格改定の理由を説明している。

8月1日11時より前の注文は、改定前の価格で販売継続となるが、在庫がなくなり次第、予告なく受注終了となる。なお、aibo本体価格以外の各種プランやサポートに関しては、価格の改定は行わない。