コーエーテクモゲームスは、2024年4月8日に、シンガポール法人であるYOUZU (SINGAPORE) PTE. LTD.に対して、著作権侵害等の行為の差止及び当該行為から生じた損害の賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起した。

YOUZUは、『成り上がり 華と武の戦国』『インフィニティ キングダム-諸王の戦争【アイケイ】』『ダイナスティ・オリジン(Dynasty Origins)』などのスマートフォン向けゲームアプリを配信・運営している企業。YOUZUのゲームアプリのWeb広告に、ゲームソフトシリーズ「信長の野望」「太閤立志伝」の音楽、ゲーム画像並びに商標が、コーエーテクモゲームスの許諾を得ることなく、継続的に利用されており、これが著作権侵害等に該当すると判断したため、今回、損害の賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起した。

しかも、今回が初めてではなく、過去にコーエーテクモゲームスから複数回にわたって侵害行為に対する警告状を発送しているものの、改善されずに侵害行為が繰り返されているうえ、今回は、コーエーテクモゲームスの社名も無断使用されており、コーエーテクモゲームスがYOUZUのゲームアプリに関連しているとユーザーに誤認させる表記もあるという。

コーエーテクモゲームスは、「被告のかかる行為はユーザー並びに当社のパートナー企業の不利益となるばかりでなく、当社ゲームの開発に携わるすべての関係者の努力を踏みにじるものであり、非常に悪質であると判断した」と説明している。