KDDIのオンライン専用プラン「povo2.0」といえば、基本料0円で必要なときに必要な分だけ“トッピング”して使うというシステムが特徴。データ容量や有効期間の異なるさまざまなトッピングが用意されており、使い方にあわせて柔軟に選べるようになっています。
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データ容量を買うとおまけがついてくる、povo2.0の「+αトッピング」を試してみた
昨夏あたりからの新展開として、ただ「何ギガでいくら」というだけではない、おまけ付きの「+αトッピング」も登場し注目を集めています。期間限定のトッピングを購入すると、コラボ先店舗で商品と引き換えられるデジタルクーポンがついてくるというもので、これまでにサーティワンアイスクリーム、ミスタードーナツ、ケンタッキーフライドチキン、ローソンとのコラボが実施されています。
特典を受け取るまではどのような流れになるのか、今回は筆者が契約しているpovo2.0回線で実際にトッピングを購入して試してみました。
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今回はローソンの「プレミアムロールケーキ」がもらえるトッピングを購入。3月5日現在は販売終了しているが、同じくローソンで「からあげクン」がもらえるトッピングを販売中
まずは通常のトッピングと同様に、povo2.0アプリを開いてトッピングを購入するところから。今回は「【期間限定】ローソン プレミアムロールケーキ＋データ追加0.5GB（24日間）」を購入。料金は205円でした。
なお、こちらのトッピングは2月29日まで販売されていたもので、残念ながらすでに終了しています。記事掲載時点では、同じくローソンとのコラボで「からあげクン」がもらえるトッピング「【期間限定】からあげクン 1個＋データ追加0.5GB（24時間）」（248円／回）が販売されています。利用の流れは同様なので適宜読み替えてください。
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「今すぐにプレミアムロールケーキを食べたい場合でも、食べることができないことを承諾して購入する」というユニークな確認事項があった
トッピング購入時に表示される注意事項を見ると、一番下にこんな記載が。
「プレミアムロールケーキのデジタルクーポンは購入後5日以内にお届けします。今すぐにプレミアムロールケーキを食べたい場合でも、食べることができないことを承諾して購入する」――すぐにクーポンがもらえるわけではないという重要な注意書きですが、思わずクスッと笑ってしまいます。
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トッピング購入後。アプリのトップ画面にいつもいるマスコットキャラクターがロールケーキを持っていた
購入直後には、契約時に登録したメールアドレス宛てに「トッピング購入完了のお知らせ」というメールが届きますが、こちらは通常のトッピングを購入した際と同じもので、クーポンは後ほど別途届きます。
今回の場合、2月29日16時頃にトッピングを購入し、3月1日の16時頃にデジタルクーポンのメールが届きました。ただ、これはかなり早く届いたケースのようで、3月2日に買ってみた「からあげクン」トッピングのクーポンは3月5日に届いたりとムラがあるので、あくまで注意事項に書かれている通り「5日以内」と思っておいたほうが良さそうです。
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トッピングの購入完了メール（左）とは別に、デジタルクーポンのメール（右）が後日届く
引き換え方法は簡単。メールに記載されたURLにアクセスするとクーポンのバーコードが表示され、あとはお近くのローソンで対象商品をレジに持っていきクーポンを提示するだけ。Loppiなどで入力する必要はなく、レジで直接提示すればOKです。
+αトッピングは、仕組み的には「データ容量を買うとコラボ先の商品がもらえる」という流れなのですが、ローソン以外の事例も含めて、金額的には毎回「引き換え商品の定価＝トッピング料金」に設定されているので、今回の例で言えば「プレミアムロールケーキを買うと無料でデータ容量がもらえる」という見方もできます。povoとコラボ先店舗のどちらにお金を払うかという違いはあれど、「#ギガ活」に近い特典とも言えます。
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デジタルクーポンをレジで提示して、無事「プレミアムロールケーキ」をゲット
「対象店舗でau PAYを使って買い物をすると、後日povo2.0で使えるデータ容量のプロモコードがもらえる」という「#ギガ活」の仕組みと比べると、データ容量を使うタイミングの自由度の高さや購入商品を自由に選べる点など使い勝手ではギガ活が優位な一方で、対象店舗を自ら進んで調べるほど積極的に活用しているユーザーにしか訴求しにくいギガ活より、多くのpovo2.0ユーザーが日常的にアクセスするアプリを通じてキャンペーンの存在を周知でき、「トッピングを買ったらこれが無料になる」というお得さも伝わりやすい+αトッピングのほうが利用が広がりやすそうだと感じました。
また、現時点では+αトッピングに参加した企業はいずれもau PAY加盟店ですが、バーコード提示によるクーポンの引換さえ可能ならキャッシュレス決済への対応は必須ではないはずなので、コラボ先の幅も広がるのではないでしょうか。
