パナソニックくらしアプライアンスは10月24日、フロントオープンタイプのビルトイン食器洗い乾燥機「NP-60EF1W」を発表した。12月より発売から。価格は517,000円(工事費別)。
NP-60EF1Wは、幅60cmのビルトイン食器洗い乾燥機。同社によるフロントオープンタイプの食器洗い乾燥機としては、22年ぶりの新製品となる。1日分の食器と調理器具のまとめ洗いを想定し、庫内は約164リットルの大容量。約12人分の食器をセット可能だ。
内部は、食器を出し入れしやすいようスライド式3段カゴを採用。一番上のカゴはフォークやスプーンなどを入れられるカトラリートレイ。上カゴは茶碗などを入れる想定で3段階の高さ調節に対応する。下カゴはフライパンといった大物を入れられるほか、タンブラーなどをセットする折りたたみ式ポットホルダーを備える。
多湿な気候の日本での使用を考慮して、食器をカラッと乾燥させるヒーター乾燥機能を搭載。あわせて、パナソニックのイオン技術「ナノイーX」送風で洗浄後も食器を清潔に保つ。これらの機能によって、まとめ洗い時に気になる庫内の臭いを抑制して除菌効果もあるしている。新構造の「残さいフィルター」は、洗浄中の各工程でフィルターを洗浄する「自動洗浄システム」を採用。運転後のメンテナンス頻度も少なく済む。
ドア面材には、システムキッチンと同じものを使用できるドアフル面材型を採用しており、組み込む際にシステムキッチンと調和させやすい。庫内はステンレス製のタンク・ハンドルプレート。操作部は静電タッチ仕様となっている。本体サイズはW598×D575×H805~865mm。