アドビは6月13日、ジェネレーティブAI「Adobe Firefly」を搭載した「Adobe Express」（ベータ版）の最新バージョンを発表した。デスクトップ版をすべてのユーザーが無料で使用可能（モバイル版は近日中に公開予定）。
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Adobe Expressに「Adobe Firefly」を搭載
「Adobe Express」最新ベータ版では、ジェネレーティブAI「Adobe Firefly」により、自分の言葉で簡単な指示を出すだけで画像やテキスト効果を生成し、SNS投稿、ポスター、チラシなどを作成できるようになった。
UIが強化され、SNS投稿や動画コンテンツの作成、画像修正、デザインのレイアウトなどの作業をスピーディに行えるようになった。さらに、PDFの読み込みや編集がより簡単になり、視覚的に美しいドキュメントの作成が行える。
画像／動画の背景削除、音声によるキャラクターのアニメーション化、GIF変換、PDF編集といった作業を1クリックで行える「クイックアクション」を搭載した。
リアルタイムな共同編集や、シームレスなレビュー、コメント機能を搭載。PhotoshopやIllustratorのクリエイティブアセットに直接アクセスして編集し、リンクされたアセットファイルをAdobe Expressに追加してアプリ間で常に同期させることも可能になった。
ほかにも、フェードイン、ポップ、フリッカー、バンジーなどのアニメーション機能を搭載。Adobe Character Animatorの機能を備えた「オーディオからアニメーションを実行」により、録音済みのセリフに唇やジェスチャーを同期させ、キャラクターを作成することが可能となっている。
Adobe Expressの最新バージョンはFirefly搭載に際して刷新されたため、ベータ版として公開中。デスクトップ向けはすべてのユーザーが無料で使える。また、モバイル版は近日中の公開が予定されている。なお、Adobe Creative Cloudの契約ユーザーはAdobe Expressプレミアムプランが含まれており、Adobe Expressの有料コンテンツや機能を利用できる。
Adobe Express（ベータ版）紹介動画
