アドビは5月11日、同社のジェネレーティブAIサービス「Adobe Firefly」と、Googleの会話型AIサービス「Google Bard」との連携を発表した。

  • 「Adobe Firefly」と「Google Bard」が連携

アドビはGoogleと提携し、ジェネレーティブAIサービス「Adobe Firefly」をGoogleの実験的な会話型AIサービス「Google Bard」に組み込み。数カ月以内に「テキストベースの画像生成」の変換機能を強化し、機能向上を図る。

Adobe FireflyとGoogle Bardとの連携により、自分の言葉を使ってGoogle Bardにビジョンを伝えるだけで、Adobe Fireflyによって画像を生成でき、そのままAdobe Expressで編集や仕上げをすることが可能となる。

その際、Adobe Expressのテンプレート、フォント、ストック画像、アセットからインスピレーションを得ることもできるとしている。

  • 言葉を使ってGoogle Bardにビジョンを伝えるだけで、Adobe Fireflyによってその場で画像を生成

同時に、画像の来歴に透明性を持たせるため、「コンテンツ認証イニシアチブ(CAI)のコンテンツクレデンシャル機能をGoogle Bardに提供している。

CAIはアドビが設立した団体で、テックやメディア企業、カメラメーカー、クリエイター、研究者、NGOなどが参加している。今回、新たなメンバーとしてユニバーサル ミュージック グループ(UMG)、 Stability AI、 Spawning.aiが参加したことを明かした。

  • スマートフォン版の画面イメージ