ファーウェイ・ジャパンは4月27日、薄型軽量スマートウォッチ「HUAWEI Band 8」を発表した。5月11日に発売する。カラーはミッドナイトブラック(TPU)、サクラピンク(シリコン)、エメラルドグリーン(半透明シリコン)の3色。価格はオープンで、店頭予想価格は8,580円前後。

  • HUAWEI Band 8

軽量かつ低価格で、初めてスマートウォッチを使う人やヘルスケアに利用したい人向けの「HUAWEI Band」シリーズ最新モデル。従来モデルのBand 7と比べ、本体は厚みが1mm薄くなった8.99mm、重さが2g軽くなった14gとなっている。画面サイズは1.47インチ AMOLED(194×368ドット)で従来と同じながら、表示エリアを0.65mm下にずらすことで、ベゼル下部の黒いスペースを狭めている。

  • 厚みは8.99mm。前モデルから1mm薄くなった

  • 充電は独自端子で、USB-Aポートに接続する

バンド素材はカラーごとに異なり、ミッドナイトブラックはTPU、サクラピンクはシリコン、エメラルドグリーンは半透明シリコンを採用した。ベルトの付け外し機構も改善されている。

  • TPU素材のミッドナイトブラック

  • 実測のバンド幅は、太い箇所で2mm弱、細い箇所で約1.5mm

機能面では、独自の睡眠モニタリングアルゴリズム「TruSleep」が従来の2.0から3.0へアップデートし、睡眠モニタリングの総合精度がBand 7と比べ10%向上した。また睡眠中に画面を消灯する「睡眠モード」が追加されている。睡眠モードは時間指定や自動切換えに対応。心拍数モニタリング技術「TruSeen」も従来の4.0から5.0へ強化され、モニタリング精度が向上した。心拍および血中酸素の常時測定機能なども用意する。

スポーツ関連機能では、ランニングやサイクリング、水泳といった100種類のワークアウトモードを搭載し、このうち6種類は自動でワークアウトを認識。バッテリー駆動時間は通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間となり、充電スピードが従来に比べて高速化。フル充電までは約45分で、5分間の充電で最大2日間使用できる急速充電機能も備える。

本体サイズは43.45×24.54×8.99mm、重さは約14g(ベルト含まず)。防水性能は5ATMで、スマートフォンとの通信はBluetooth 5.0 BLEをサポートする。対応デバイスはAndroid 6.0以降、iOS 9.0以降。

  • 1日の活動量を表示する画面

  • ショートカットで設定できる項目(一部)

  • ウォッチフェイスは有料・無料合わせて約1,000種類を用意。HUAWEI Healthアプリの文字盤ストアからダウンロードできる。写真の標準フェイスでは表示項目(バッテリー残量や消費カロリー、心拍数など)のカスタマイズも可能だ