ちょっとした残り物の保存や温め直しなど、料理や食事のときに欠かせないラップ。毎日使い終わったらすぐ廃棄していると思うと、お財布にも環境にもあまり良くないですよね。
そこで今回は、洗って繰り返し使えるスリコのシリコーンラップをご紹介します。330円で何度も使える家計に優しいアイテムで、とある用途がとても便利でした。
3COINSの「伸ばして吸着するシリコーンラップ」
- 商品名:伸ばして吸着するシリコーンラップ
- 価格:330円
- 材質:シリコーンゴム
- サイズ:大 約縦19cm×横19cm
中 約縦14cm×横14cm
小 約縦9.8cm×横9.8cm
- 耐熱温度:230度
- 耐冷温度:−30度
- 販売ショップ:3COINS
商品の特徴
シリコーンゴム素材の伸縮性のあるラップが、大中小の3サイズ入っています。コップやお茶碗からグラタン皿まで、幅広い大きさの食器に使えます。
シリコーンラップは引っ張る場所によって、伸び縮みのしやすさが異なります。四隅を引っ張るとあまり伸びませんが、端を2カ所から引っ張るとかなり伸びます。無理に引っ張り破損させないように、この特徴を知っておくといいですね。
耐熱温度は230度、耐冷温度は−30度なので、電子レンジで温めるときや、残り物を冷蔵庫で保管するときにも使えます。
汚れたら中性洗剤を溶かして洗いましょう。食洗機にも対応しているので、洗うのも楽チンですね。
さっそく使ってみた
シリコーンラップを使いたい食器に合わせて伸ばします。どのサイズを使うかを選ぶ基準として、シリコーンラップを伸ばしたときに食器のふちを覆えるくらいのサイズを選びましょう。大きすぎても小さすぎても上手く吸着しないので、丁度いいサイズを使ってください。
食器のふちを覆うように引っ張りながら、まずは左右の端を食器に吸着させます。
次に、上下の端を隙間ができないように覆って吸着させます。
公式サイトでは、同商品の使い方を動画で説明しるので、そちらを参考にするとより使い方をイメージしやすいと思います。
いろいろな食器に試してわかったこと
いくつかの食器にシリコーンラップを使用してみました。
材質としては、ステンレスやツルツルとした陶器の食器などが一番使いやすいように感じました。多少の吸着しづらさを感じましたが、プラスチックの器にも使えました。
取手がついているグラタン皿でも使えました。先に取手がついている方にシリコーンラップを伸ばして吸着させ、その後に取手がない側を伸ばして吸着させるのがコツです。
ちなみに紙コップにも使ってみましたが、変形してしまい使えませんでした。
大サイズのシリコーンラップは、人によっては手のひらよりも大きいので、食器のふちを覆うように伸ばすのが難しいです。伸ばすのが難しい場合は、破損しないように無理に引っ張らないほうがいいかもしれません。
シリコーンラップを使うときの注意点
何度も繰り返し洗って使えるシリコーンラップですが、使用方法や洗い方には注意が必要です。
まず、使うときに伸ばし過ぎてしまうと破損することがあるので注意しましょう。また火器に近づけると溶けてしまいます。
洗う際は、研磨剤入りのスポンジ・金属たわし、クレンザーなどを使うと傷が着く恐れがあるのでやめましょう。また、漂白剤を使うと、変色する恐れがあるようなので避けてください。
このほか商品パッケージの背面と、公式サイトに注意点が記載されているので、使い方を守って使いましょう。
握力いらず、シリコーンラップの便利な使い道!
何度も使えてエコなシリコーンラップですが、実はこの商品の説明欄に、筆者が注目した使い道があります。それは「瓶のフタをあける時に使える」という部分です。
筆者は握力がないので、外で買ったペットボトルのフタが硬すぎて開けられないことが悩み……。そのため、この文章を見て、「ペットボトルのフタを開けるのに使えそう!」と思い、実際に使ってみました。
ペットボトルのフタを簡単に開けられました。これならお子さんや高齢の方でも簡単にペットボトルやジャム瓶のフタなどを開けられそうですね。
ラップとしてエコで経済的に使えるだけでなく、滑り止めにもなって、小さな力でフタを開けられるシリコーンラップ。ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。