日本の大手食品メーカー・明治は、今月で販売終了するチューインガムブランド「キシリッシュ」の名前を冠するグミ「キシリッシュグミクリスタルミント」を、4月4日から全国で発売すると発表した。ガムも転生する時代になったようだ。ネットでは「超気になる」「転生したらグミだった件」などと注目が集まっている。

  • ガム離れ時代、キシリッシュガムが「グミ」になる - ネット「転生したらグミだった件」

    キシリッシュガム、グミへ転生する。「キシリッシュ」の清涼感やリフレッシュ感がそのままグミに!

「キシリッシュグミクリスタルミント」は、キシリトールを配合したグミ。「キシリッシュ」が持つ、さわやかな清涼感とリフレッシュ感を楽しめる。また、1粒で長く噛める噛みごたえのハードグミになっているそう。長く噛むことで、気分転換にもおすすめだという。商品パッケージは、「キシリッシュブランドのデザインを踏襲しつつ、クールで遊び心があるデザインにした」とのこと。

明治は先日、1997年から発売している日本初のキシリトール入りガム「キシリッシュ」などの販売を今月で終了し、ガム事業から事実上の撤退することが明らかとなっていた。同社は、今回の発表について「グミ市場が2022年度にガム市場を逆転するという市場の変化が背景」だとしている。

実際、日本チューインガム協会が公開している「チューインガム統計」では、チューインガムの生産量は、2004年の4万6,100トンをピークに減少傾向にある。2021年は1万8,950トンで、2004年と比べて約6割も減るなど、ガム市場は大きく縮小していた。

ネット上では「グミ派の私は歓迎です」「桜がもう咲いて観測史上1番早い開花ってのよりも衝撃だった。」「超気になる」「転生したらグミだった件」「画期的〜✨」「グミそこまで好きではないけどこれは良いアイデア」などの声が寄せられた。