昨年、Twitter社の備品が、オークションに出品されているとして、話題となっていたが、米国時間1月17日に、ついにオークションが開催された。Twitterを象徴するあの「青い鳥」のオブジェも落札されている。

  • Twitter本社の備品オークション開催、気になる「青い鳥」落札額は?

    Twitter本社の備品オークションが終わる

この異例のオークションは、昨年10月末にイーロン・マスク氏が440億ドルでTwitter社を買収して以来、大規模な企業再編を受けて実行されたものと見られている。

出品されていたのは、ホワイトボードや、コンピューター、スタンディングデスクなどのオフィス用品を中心に、社内で使っていたコーヒーメーカーなどの家電まであり、計631点だった。オークションは現地時間1月17日から始まり、翌日に終了した。

オークションの管理者であるHeritage Global Partnersは、オークションの最終結果を公表しなかったものの、25ドルから入札が開始されたTwitter社のシンボルマークである「青い鳥」の銅像は、少なくとも2万500ドル(約266万円)以上の入札があったそうだ。この「鳥」には最終的に10万ドル以上の値が付いていたという報告もある。また、「@」型のプランターは8,250ドル(約107万円)、充電ステーションにもなるステーショナリーバイクは2,400ドル(約31万円)、ピザオーブンは1万ドル(約129万円)で入札があったという。

Heritage Global Partnersによれば、このオークションには2万人以上がオンラインで入札登録を行ったといい、これは同社の過去90年間のオークションの入札登録の中で最多だそうで、Twitterとマスク氏自身の魅力が要因だろうと分析している。このオークションで、Twitter社は約150万ドル(約1.95億円)の利益があったと推定されている。