LINEは、ライブ動画配信サービスの「LINE LIVE」、「LINE LIVE-VIEWING」を3月31日をもって終了。あわせて、現在提供中の動画プラットフォーム「LINE VOOM」へ2023年度中に、ライブ配信・視聴機能を追加する予定と発表した。

  • LINE LIVEが3月末で提供終了

サービス終了に伴い、LINE LIVE内で提供していたメッセージ機能と、公式アカウントによるライブ配信のLINE/LINE LIVEアプリでの視聴も終了。2月28日をもってLINE LIVEアプリの新規ダウンロードを停止し、3月1日をもってサービス内通貨の販売も停止。3月31日にサービス終了する。

LINEでは提供終了の理由について「昨今のインターネット市場の変化に伴い、経営資源の集中を行うため」と説明している。ユーザーが前払式支払手段で購入した、LINE LIVE コインのサービス終了時点の残高については、所定の方法で払い戻しを行う。

LINE LIVEは2015年に提供開始。著名人やタレント、企業、個人などによるライブ配信形式の映像・番組をスマホで見られるようにする動画配信/視聴サービスとしてスタートし、2016年には一般ユーザーにライブ配信機能を開放、さらにすべてのLINEユーザーでもライブ配信可能になった。2020年には映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序/破/Q』などの無料配信で活用された事例がある。

なお、LINEアプリ内で提供中の動画プラットフォーム「LINE VOOM」について、2023年度中にライブ配信・視聴機能を追加予定とのこと。同社では、同機能がリリースされたときには「ぜひ利用して欲しい」と呼びかけている。