ソニーは、スマートウォッチ「wena」と、テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』とのコラボレーションモデルを正式発表した。
ラインナップは、空条徐倫モデル、空条承太郎モデル、エンリコ・プッチモデルの3種類。いずれも1,000本限定で販売され、予約開始日は11月17日12時から。発売日は12月16日。価格はオープン。店頭予想価格は59,000円前後から。
wenaシリーズは腕時計の手首側、バックル部分がスマートデバイスになっているスマートウォッチ。
『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』コラボモデルは、2022年9月にティザーサイトが公開され、2022年秋の登場が予告されていたが、今回の正式発表では、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』コラボの限定モデル3種の詳細が明らかになった。
コラボ製品は次の3機種。内容物は3種とも共通で、ヘッド、NATOバンド、wena3モジュール（シルバー）、wena3専用充電コネクタ、USB Type-Cケーブル、スタートガイド、バンドガイド、リファレンスガイド、ヘッドガイド、保証書などを同梱する。
空条徐倫モデル（モデル名 wena 3 -JOJO Jolyne Edition-）
『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』主人公となる、空条徐倫をモチーフとしたモデル。
濃いブルーを基調とし、文字盤（ダイヤル）には蝶と剣のタトゥー・ハートや蜘蛛の巣など、徐倫の要素を散りばめた。文字盤12時位置には承太郎から託されたロケットペンダント、針にはスタンド能力を生み出すことになった鏃（やじり）のカケラなどがデザインされている。
ベルトは「糸」を網状にしたファブリック素材を採用。裏地にG.D.st.JAILのロゴを編み込んでいる。裏蓋には、徐倫のスタンド「ストーン・フリー」を描いた。また、「『ダイバー・ダウン』を時計そのものに『潜行』させました」とも紹介されている。店頭予想価格は59,000円前後。
- 内蔵電池：SR621SW
- 連続動作時間：3年
- キャリバーNo.：cal.1 L45
- ベルト幅：18mm
- 防水性能：5気圧
- 風防材質：ミネラルガラス
- 厚み：9.9mm
- 重さ：45.3g（ヘッドのみ）
- ケースサイズ：38mm
空条承太郎モデル（モデル名 wena 3 -JOJO Jotaro Edition-）
徐倫の父で、第3部『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の主人公でもある空条承太郎をモチーフとしたモデル。承太郎のモチーフを文字盤とベゼル・ラグに散りばめ、ベゼルの「JOJO」の文字で文字盤を囲んだ。パイソン柄のパンツはレザーベルトで再現している。
秒針の背景には娘を想うJOLYNEの文字を入れ、秒針は時が5秒ほど止まったかのように見えにくくなる仕掛けを施している。分針には、スタープラチナのDISCを承太郎の元へ運んだ「サヴェジ・ガーデン作戦」に敬意を表し、スピードワゴン財団のエンブレムをデザイン。裏蓋には承太郎のスタンド「スタープラチナ」を描いた。店頭予想価格は70,000円前後。
- 内蔵電池：SR927W
- 連続動作時間：5年
- キャリバーNo.：cal.0S20
- ベルト幅：18mm
- 防水性能：5気圧
- 風防材質：ミネラルガラス
- 厚み：12.2mm
- 重さ：85.6g（ヘッドのみ）
- ケースサイズ：46mm
エンリコ・プッチモデル（モデル名 wena 3 -JOJO Enrico・P Edition-）
徐倫・承太郎の宿敵エンリコ・プッチ神父をモチーフにしたモデル。プッチ神父のスタンド「ホワイトスネイク」を象徴する塩基配列を、ベゼルとホワイトレザーのベルトに刻んだ。針はロザリオをイメージしている。
文字盤はDISC状のデザインとし、心を平静にして落ち着きたいときに役立つ「素数」を描いた。プッチ神父が記憶していた「14の言葉」は、時計の裏蓋に、緑色の赤ちゃんを中心として“傷として刻み付け”られている。店頭予想価格は75,000円前後。
- 内蔵電池：SR621SW
- 連続動作時間：3年
- キャリバーNo.：cal.6 P24
- ベルト幅：18mm
- 防水性能：5気圧
- 風防材質：ミネラルガラス
- 厚み：10.8mm
- 重さ：62.7g（ヘッドのみ）
- ケースサイズ：45mm
本体にあたるバックル/バンド部は、既存のwena 3から変更はない。有機ELディスプレイ上にスマートフォンからの通知を表示でき、加速度や照度、静電気タッチセンサー、心拍センサー、マイクなどを内蔵。本体は5気圧で、iOS 12以降／Android 6以降のデバイスと連携できる。設定すればSuicaや楽天Edy、QUICPay、iDといった電子マネーも利用可能だ。連続動作時間は約1週間。
なお、フェリカネットワークス提供の「おサイフリンク」アプリ終了にともない、楽天Edy、QUICPay、iD、ゴールドポイントカード、モバイルdポイントカード、ANAスキップサービスといったサービスの新規発行は2023年末以降できなくなる。
