最近のAIは2次元のKAWAIIを理解しつつあると話題になることがある。そんな中、萌え絵の美少女イラストを「人」が描いたか、「AI」が描いたかを当てるクイズが登場し、ネットで「難しすぎる」と話題となっている。

  • その萌え美少女を描いたのは人かAIか、クイズにネット「区別つかぬ」

    その萌え絵、人が描いたか、AIが描いたか、あなたは判別できるだろうか

近年AIが描いたイラストの精度は上がっている。それを証明するように、アメリカ・コロラド州で開催されたアートコンペティションで画像生成AI「Midjourney」で生成した作品が優勝し、物議を醸した。また、最近では、画像生成AIを使い、生成したイラストを投稿するAI絵師なども登場し話題となっていた。

何かと話題となる画像生成AIだが、今回、美少女イラストを人が描いたのか、AIが描いたのかを当てるクイズ「Human or AI」が登場。「Human or AI」は、全部で45枚の美少女イラストが用意されており、人が描いたか、AIが描いたかを回答するというシンプルなもの。画像生成AI「NovelAI」を使用し、AIで生成された絵を人間がレタッチした場合、AIが描いたものとするとのことだ。

試しに筆者も挑戦してみたが、23問しか正解することができなかった。これはなかなかに難しい。どのイラストも精巧にできており、AIが描いたとは思えない出来なのだ。よくよくイラストを観察してみると、AI特有の不自然な部分がある。

さらに、「Human or AI」の第2弾「Human or AI 2」も公開している。こちらは全30問だ。こちらも相当難しく、筆者は16問しか正解することができなかった。自信のある人は、ぜひ挑戦して見てほしい。

ちなみに、「Human or AI」は、正答率の分布や、それぞれのイラストの正答率などの結果をまとめた「Human or AI result」というドキュメントを公開している。それによれば、45問中29問正解する人が多いようだ。

  • 人が書いたと間違えられがちだったAIアート……だと? 嘘だろ?

ネット上では「1個だけ自信満々で間違えた……答え見ても未だに人間の作品と見分けられない。」「AIと人の区別つかぬ。。」「難しい。意外と見分けられないものだな。」などの声が寄せられた。