エコバックスジャパンは9月22日、水拭き掃除も可能なロボット掃除機「DEEBOT T10 Family」として、ゴミ収集からモップの洗浄・乾燥までを全自動化したクリーニングステーションがセットになったロボット掃除機「DEEBOT T10 OMNI(ディーボット ティーテン オムニ)」(以下、T10 OMNI)を発表した。

発売日は9月24日。直販サイトと公式Amazon店で販売し、価格は149,800円。なお、公式Amazon店では発売特典として10,000円割引クーポンも配布している。

  • DEEBOT T10 OMNI

T10 OMNIは、水拭き掃除も可能な高性能ロボット掃除機「DEEBOT T10」に、ロボット掃除機本体内のごみ収集、水拭きタンクへの給水、汚れたモップの洗浄、熱風乾燥までを自動で行なう「OMNI全自動クリーニングステーション」がセットになったモデル。

OMNI全自動クリーニングステーションは、これまで同社フラッグシップモデル「DEEBOT X1 OMNI」のみに搭載しており、今回が2機種目。導入費用を比較的抑えつつ、「掃除の全自動化」を体験できるよう、ユーザーのニーズに応えるため実現したという。ゴミパック容量は3Lで、最大60日分のゴミを収集する。

  • ロボット掃除機本体内に溜まったゴミの収集、モップの洗浄、熱風乾燥まですべての工程を自動化する「OMNI全自動クリーニングステーション」

ロボット掃除機本体には、AIを用いた障害物回避システム「AIVI 3.0」を搭載する。障害物の大きさや位置だけでなく、スリッパやケーブルといった障害物の種類を識別し、ペットなどの動くものも認識して回避。さらに、独自マッピングシステム「TrueMapping2.0」を組み合わせることで、清掃の最短ルートを効率的に計算可能とする。

  • 障害物の種類を識別して回避する

吸引力はDEEBOT T10が3,000Paだったのに対し、T10 OMNIは5,000Paに強化。カーペットに潜むペットの毛やホコリも逃さず吸引する。水拭きは、床に密着させてべたつきをなくす加圧回転式デュアルモップ「OZMO TURBO 2.0」を採用。

  • ゴミの吸引・水拭き掃除を1台で行える

独自の音声アシスタント「YIKO(イコ)」を備え、スマートスピーカーと連携せずに、掃除機に直接話しかけて音声操作できる。音声操作は、掃除の開始タイミング指示や、詳細な掃除エリアの指定にも対応。なお、掃除エリアの指定については、専用アプリ「ECOVACS HOME」で、室内にある家具の位置をビジュアル把握する3Dマップ設定が必要とのこと。また、AlexaやGoogleアシスタントとの連携も可能だ。

  • 音声アシスタントのYIKOを使って音声操作できる

掃除機本体には120万画素RBGカメラと、高感度HDR148度広角カメラを内蔵。専用アプリから家にいるペットや子どものようすを確認したり、留守中の家族と会話したりする機能も備える。

本体サイズはW362×D362×H103.5mm、ステーションのサイズはW430×D448×H578mm。最大稼働時間は260分(静音モード)。ダストボックス容量は400mL。

  • 見守りカメラとしても使える