青森県観光企画課公式Twitterが投稿した、「田んぼアート」による新旧モナリザの比較画像が、ネットで「レベル上がりすぎ」と注目を集めている。

田んぼアート」といえば、青森県南津軽郡田舎館村で村おこしの一環として1993年に始まったもの。田んぼをキャンバスに見立てて、色の異なる稲を複数使い、巨大な絵や文字を作り出すプロジェクトだ。

今回注目を集めたのは、2003年に制作されたモナリザと。2022年に制作されたモナリザを比較したもの。2003年の方は、遠近法を用いておらず、太ったような見た目で2色のみのシンプルなモナリザだ。一方で、2022年の方は、遠近法を取り入れ、複数色の稲を用いており、本物のモナリザを見ているかのようだ。この19年間で、技術力が飛躍的に向上していることが伺える。

今年は2会場で田んぼアートを公開しており、田舎館村展望台から見る第1会場の田んぼアートは、レオナルドダヴィンチ作の「モナリザ」と、近代日本洋画の父・黒田清輝作の「湖畔」。弥生の里展望所から見る第2会場の田んぼアートは、縄文時代から弥生時代への移り変わりを表現したオリジナル作品だそう。観覧期間は、10月10日までとのことだ。

ネット上では「ファミコンの画像とプレステの画像位の差!」「6001からmk2SRになったみたい!」とクオリティの進歩を表現する声のほか、「すごっ陰影まで表現されてる」「のうち3Dとかになるんですかね。ドローンとかつかって上空から細かく確認できるようになったのかなぁ、すげーなぁ」などの声が寄せられた。