日本放送協会(NHK)は、インターネット配信サービス「NHKプラス」を使い始めやすくする「仮登録」の受付を7月14日に開始。メールアドレスとパスワードを入力すると、すぐに仮登録ユーザーとしてNHKプラスの各機能を利用できるようにした。

  • NHKプラスの「仮登録」の流れ

NHKプラスは、テレビ放送のIP同時再配信・見逃し配信を行うサービスで、ユーザーの要望に応えてサービスの改善と拡充を継続。「利用開始手続きが難しい」、「手間がかかる」といった指摘を踏まえ、メールアドレスとパスワードの入力で同サービスをすぐに利用できる「仮登録」を2022年夏に導入すると3月に予告しており、今回正式に提供開始したかたちだ。

仮登録の有効期間は1カ月で、期間中の番組視聴時には、再生開始時などに15秒程度、住所や契約者指名といった放送受信契約情報の入力を求めるメッセージを表示。この期間中に、マイページから本登録申込みを行う必要がある。すでにNHKプラスに登録済みの場合、仮登録の手続きは不要。

また、従来はNHKプラスを利用するために別途IDを設定する必要があったが、新たにメールアドレスもIDとして利用できるように仕様を変更。既存ユーザーは、マイページからメールアドレスまたは好きなIDを選んで設定変更できる。

このほか、パスワードを忘れたときに本人確認のために入力する「秘密の質問と答え」については、ID登録時の設定を不要にした。任意の登録事項として取り扱うため、既存ユーザーも同様にマイページから設定・変更できる。

これまではNHKプラスの登録にあたり、ユーザーのID登録申請後にNHK側が受信契約確認を行い、「確認コード」を記載したハガキを送付。それをユーザーが受け取り、NHKプラスの画面からコードを入力する必要があった。手続き簡素化のため、確認コードのハガキ送付は2022年3月をもって廃止。4月からはNHK側で受信契約確認ができた時点で登録完了とし、その旨をハガキまたはメールでユーザーに伝えるという流れになっている。

なお、NHKは7月から、インターネットに接続したAndroid TV/Fire OS搭載テレビ向けの「NHKプラス」アプリの正式版を提供している。NHKでは、先行して4月から提供していた試行アプリ(ベータ版)の利用状況について、「スマホ向けアプリでの見逃し視聴と比べて、約80%長い時間視聴されている」、「『おかあさんといっしょ』、『いないいないばぁっ!』などの幼児番組がよく視聴されている」といった特徴があると説明している。