スイスの腕時計ブランド「TUDOR(チューダー)」から、英国海軍による北グリーンランド遠征探検70周年を記念した機械式時計の新作「RANGER(レンジャー)」が発売となった。ステンレススチール製ブレスレットの「M79950-0001」が347,600円、レザー&ラバーストラップの「M79950-0002」とグリーンファブリックストラップの「M79950-0003」が311,300円。
1952年7月8日に出発した英国海軍のグリーンランド遠征隊は、TUDORの時計で初めて自動巻きムーブメントと防水性能を同時に備えた「オイスタープリンス」を着用。そこから70年が経過し、今回の新型「RANGER」がリリースされた。なお、TUDORのRANGERは1929年を起源として、現在の意匠が定着したのは1960年代のことだ。
新作のRANGERは、伝統的なデザインとなる3時・6時・9時・12時にアラビアインデックスを用いた文字版と、矢印形の針を採用。「ツールウォッチ」として実用性を重視した39mm径ケースは、全体的にマットな仕上げとしつつ、ベゼルのエッジなどは曲線を強調するポリッシュ仕上げとなっている。
自動巻きの機械式ムーブメントのキャリバー「MT5402」は自社製造で、日差-2秒~+4秒という高精度と、約70時間のパワーリザーブを実現。スイスクロノメーター検定協会(COSC)による認定クロノメーターでもある。ケース素材はステンレススチール、風防はドム型サファイアクリスタル、防水性能は100m。