米Appleは5月4日(現地時間)、6月のプライド月間に向けて、LGBTQ+コミュニティを称える2026年版「Pride Collection」を発表した。今年のコレクションには、新作の「Apple Watch プライドエディション スポーツループ」をはじめ、Apple Watch向け文字盤「Pride Luminance」、iPhoneおよびiPad向け壁紙が含まれる。

新作のプライドエディション スポーツループは、11色のナイロン糸を編み込んで作られている。緻密な織りによって色から色へと滑らかに溶け合うよう仕上げられている。Appleは、世界中のLGBTQ+コミュニティを形作る多様なアイデンティティを映し出すデザインであるとしている。

バンドは40mm、42mm、46mmの3サイズで展開され、価格は6,800円。発表と同日にApple公式サイトとApple Storeアプリで注文受付が開始されており、Apple Store直営店では今週後半からの販売が予定されている。

新文字盤「Pride Luminance」は、バンドのデザインと同様に多彩なカラーで構成され、光が屈折するような色彩表現でダイナミックに変化する。2種類の幾何学パターンが用意され、一つは時刻のインデックスに沿って色彩の光線が放射状に広がる「ラジアル」、もう一つはバンドの織り目を反映した縦縞の「バーティカル」である。カラーオプションも用意されており、ユーザーが属するコミュニティに合わせた表現といったカスタマイズが可能である。

iPhoneおよびiPad向けには、同じデザインコンセプトを引き継いだ壁紙が提供される。こちらも文字盤と同様、複数のカラーオプションからカスタマイズできる仕様となっている。

文字盤と壁紙は、watchOS 26.5、iOS 26.5、iPadOS 26.5の正式リリース後に、それぞれ文字盤ギャラリーおよび壁紙ギャラリーに追加可能となる。これらのバージョンは、5月4日からリリース候補版(RC)が開発者向けに提供されており、まもなく一般公開される見込みである。

Appleは平等と多様性を尊重する取り組みの一環として、2016年にサンフランシスコのPrideパレードに参加した社員へ限定版のApple Watchバンドを配布。翌2017年から「Pride Collection」の一般販売を開始した。同社はこうした活動を通じて、LGBTQ+の権利擁護に取り組む団体への財政的な支援も継続している。