シチズン時計の新作を実機写真とともにご紹介する。シチズンの時計はブランド数と見どころが多いので、2回に分けてお届けする。どうか、じっくりとご覧いただきたい。まずは「Series 8(シリーズエイト)」「アテッサ」「エコ・ドライブ ワン」の新製品だ。

「Series 8」再始動1周年記念限定モデル

2021年に再始動した「Series 8」。その1周年を記念したオールブラックの限定モデル「NA1025-10E」が登場。

  • シチズン時計、Series 8、NA1025-10E

    まるで炭を思わせる力強さ、そして墨のような美しさ。「NA1025-10E」

ベースモデルは「870 Mechanical」。DLC加工のSS製ケースとベゼルに加え、ダイヤルにカーボンを採用した特別仕様。バンドはブラックのウレタンストラップだ。

  • シチズン時計、Series 8、NA1025-10E

    直線と円、白と黒が織りなすミニマルなデザイン

  • シチズン時計、Series 8、NA1025-10E

    バンドはブラックのウレタンストラップ

ムーブメントは自動巻き(手巻き)の「Cal.0950」で、パワーリザーブは約50時間。特別仕様の本作はSeries 8では初のシースルーバックとなり、ゴールドの回転錘を見ることができる。風防は両面無反射コーティングのサファイアガラス。

  • シチズン時計、Series 8、NA1025-10E

    Series 8で初となるシースルーバックからは、スペシャルモデルの証、ゴールドの回転錘がのぞく

基本情報は公開されているものの、2022年6月上旬の時点では価格未定。2022年秋冬に発売予定とのこと。世界限定700本。

アテッサ35周年記念限定モデル第1弾「NISSAN FAIRLADY Z コラボレーションモデル」

シチズン「アテッサ」誕生35周年を記念した限定モデル第1弾「NISSAN FAIRLADY Z コラボレーションモデル」が登場。アテッサの挑戦し続ける姿勢、高い技術力、1秒にかける想いと、フェアレディ Zが挑戦を続けてきた歴史、スポーツカーとして磨き上げてきた技術、妥協しないこだわりへの想いが、コラボレーションモデルとして結実した。

  • シチズン時計、アテッサ、日産、フェアレディZ、AT8185-89E、AT8185-97E

    新型フェアレディZをイメージした「NISSAN FAIRLADY Z コラボレーションモデル」

「AT8185-89E」のタキメーターは、新型フェアレディZイメージカラーのひとつ、新色となる「イカズチイエロー」だ。ダイヤルのドットパターンは、特別仕様車のシートをイメージしている。

  • シチズン時計、アテッサ、日産、フェアレディZ、AT8185-89E

    新Zのボディカラーのひとつ「イカズチイエロー」のタキメーターがキャッチーな「AT8185-89E」

もう一方の「AT8185-97E」のタキメーターは、こちらもフェアレディZの新しいボディカラー「セイランブルー」となる。ダイヤルはハイウェイのアスファルトをイメージしたマットな仕上がりだ。

  • シチズン時計、アテッサ、日産、フェアレディZ、AT8185-97E

    「AT8185-97E」のタキメーターは、同じく新フェアレディZのボディカラー「セイランブルー」

共通仕様として、ケースサイズは径42.0mm・厚み10.8mm、重さは95g。ケースとブレスレットは、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクトDLC」加工のスーパーチタニウム製。ムーブメントは光発電エコ・ドライブ。風防はクラリティ・コーティング(透過率約99%)のサファイアガラス、防水性能は10気圧。どちらも価格165,000円で、世界限定各1,700本。

グリーンダイヤルの「エコ・ドライブ ワン」限定モデル

  • シチズン時計、エコ・ドライブ ワン、AR5064-57W

    シチズンの高い技術力をひと目で伝えるデザイン

世界最薄(シチズン調べ)、わずか1.00mm厚のムーブメントを使用した「エコ・ドライブワン」に、限定モデル「AR5064-57W」が登場した。

ダイヤルのカラーは、新色のフォレストグリーン。ケースとブレスレットはデュラテクトDLC加工されたステンレススチール製、防水性能は5気圧。そのほかの機能や仕様は通常のエコ・ドライブ ワンと同様。限定数は100本で、価格は495,000円。

  • シチズン時計、エコ・ドライブワン、AR5064-57W

    デュラテクトDLC加工されたケースとブレスレット