レノボ、「ThinkPad Z」シリーズを日本国内向けに投入 - Zが復活、環境負荷に配慮

レノボ・ジャパンは6月24日、ノートPCの新モデルとして、「ThinkPad Z13」「ThinkPad Z16」を発表した。性能やデザインだけではなく、サステナビリティにも配慮している点が特徴だ。同日発売を開始しており、直販価格は311,300円から。

「ThinkPad Z13」

ThinkPad Zシリーズは、環境への意識も高いユーザーに向けた新しいノートPC製品。13.3型モデルのThinkPad Z13ではボディに再生アルミニウムを約75%活用し、堅牢性と環境負荷の軽減を両立。ブロンズカラーモデルの天板はヴィーガンレザー仕様になっており、再生プラスチックを採用したクラレ製人工皮革「クラリーノ」を採用している。

人工皮革「クラリーノ」のヴィーガンレザー天板。13型のブロンズカラーのみ

プロセッサはレノボ専売の「AMD Ryzen Pro 6000 / AMD Ryzen Pro 6000 Hシリーズ」を搭載し、充実したセキュリティ機能を備えている点も特徴。「AMD PRO Security」としてAMD Memory Guard/AMD Secure Processor/AMD Shadow Stack機能をサポートするほか、Microsoft Plutonも利用できる。13.3型モデルではプロセッサ内蔵グラフィックスを用いており、16型モデルにはディスクリートグラフィックスとしてRadeon RX 6500M搭載モデルも用意する。

両製品ともにワイヤレスWAN（LTE）オプションもラインナップ。生体認証としてWindows Helloに対応する指紋認証センサーとIRカメラを搭載しており、カメラはファンクションキーの操作で電子的に遮断可能。Dolby Atmos Speaker Systemのオーディオを備え、Dolby Voiceに対応するマイクを備えてクリアな音声入力を行える。その他、各モデルにおける構成例は下記の通り。