ソフトバンクは6月2日、フィッシング詐欺対策を目的として、迷惑SMS対策機能を6月23日から無料で提供することを発表した。これまで提供してきた「電話番号メール拒否・許可」の設定にもアルファベットでの入力指定を追加する。

  • サービスロゴ

対象は、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOの3ブランドすべて。提供される機能は以下のようなもの。

  • なりすましSMSの拒否:差出人としてソフトバンクなどを詐称したSMSを拒否できる。
  • URLリンク付きSMSの拒否:本文にURLが含まれているSMSを拒否できる。携帯電話番号から送られてくるSMSが対象。
  • 迷惑SMSフィルター:機械学習による解析を活用し、送られてくるSMSを迷惑SMSかどうか判断し、拒否する。悪意のあるWebサイトへ誘導するようなSMSなどに非常に有効。
  • 電話番号メール拒否・許可:従来の電話番号での入力指定に加えて、新たにアルファベットでの入力指定ができるようになる。これにより、発信元がアルファベットで表示されている迷惑SMSも拒否できるようになる。

迷惑SMS対策機能についての設定は、My SoftBankまたは法人コンシェルから設定を変更できる。「なりすましSMSの拒否」「迷惑SMSフィルター」については、ユーザーが設定しなくても自動で適用される。

SMSを利用したフィッシング詐欺への対策は、NTTドコモau/UQ mobileも3月に提供を開始している。