NTTドコモは5月11日、ソニー製スマートフォン「Xperia 1 IV SO-51C」「Xperia 10 IV SO-52C」「Xperia Ace III SO-53C」を発表した。5月12日10時から予約を受け付ける。各機種の価格と発売時期は下記のとおり。
- Xperia 1 IV SO-51C(6月上旬以降発売):190,872円
- Xperia 10 IV SO-52C(7月上旬以降発売):64,152円
- Xperia Ace III SO-53C(6月中旬以降発売):34,408円
望遠ズームカメラを搭載した「Xperia 1 IV」
フラグシップモデルのXperia 1 IVは、カメラ性能を強化。前モデルでは70/105mm(35mm判換算)で画角を切り替えられる望遠カメラを搭載していたが、新型は85~125mm(35mm判換算)の範囲で光学ズームに対応する。別途搭載される超広角/広角カメラについても、読み出し速度の高速化やリアルタイム瞳AF機能の強化を図った高性能なものとなっている。
最新のハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載したほか、バッテリー容量も4,500mAhから5,000mAhにアップ。4K 120Hz HDR対応の有機ELディスプレイも、画面輝度を従来比で約50%向上させたハイグレードなパネルだ。このほか、プロ向けの録音アプリやストリーマー向けのゲーム配信機能など、クリエイターのための機能も強化する。
- CPU:Snapdragon 8 Gen 1
- 内蔵メモリ:RAM 12GB、ROM 256GB/512GB
- ディスプレイ:6.5インチ 4K 120Hz HDR OLED
- 通信方式:5G(Sub6+ミリ波)
- アウトカメラ:超広角(16mm、12MP、1/2.5インチ)、広角(24mm、12MP、1/1.7インチ)、望遠(85-125mm光学ズーム、12MP、1/3.5インチ) ※いずれも120fps高速読み出しイメージセンサー
- インカメラ:12MP、1/2.9インチ
- バッテリー容量:5,000mAh
- 防水/防塵:IP65/68
- サイズ/重さ:約H165×W71×D8.2mm/約187g
- カラー:ブラック/アイスホワイト/パープル
5,000mAhの5Gスマホで最軽量の「Xperia 10 IV」
約19万円のハイエンド製品としてXperia 1 IVを用意しつつ、普及価格帯ではXperia 10 IVとXperia Ace IIの2機種を揃える。それぞれ6万円台と3万円台で、幅広いニーズに応える。
Xperia 10 IVは、超広角/広角/望遠のトリプルカメラやシネスコ比率の映像も楽しみやすい21:9の有機ELディスプレイを搭載する中級機。5,000mAhの大容量バッテリーを搭載する5Gスマートフォンとしては世界最軽量という約161gの本体重量を実現した。サイズも従来機から縦横1mmずつ小型化されている。
- CPU:Snapdragon 695 5G
- 内蔵メモリ:RAM 6GB/ROM 128GB
- ディスプレイ:6.0インチ OLED(21:9)
- 通信方式:5G/4G
- アウトカメラ:超広角(16mm)、広角(27mm)、望遠(54mm)
- インカメラ:8MP
- バッテリー容量:5,000mAh
- 防水/防塵:IP65/68
- サイズ/重さ:約H153×W67×D8.3mm/約161g
- カラー:ミント/ホワイト/ブラック/ラベンダー(オンラインショップ限定色)
コンパクトな5Gエントリースマホ「Xperia Ace III」
Xperia Ace IIIは、Xperiaシリーズのエントリーモデルとなる3万円台の5G対応スマートフォン。H140×W69mmというサイズは、4,500mAhのバッテリーを搭載する5Gスマートフォンとしては世界最小のサイズだ。
コンパクトな本体サイズに対して比較的大きめのバッテリーを搭載した上で、3年使用しても劣化しにくいという長寿命化の工夫も施した。文字やアイコンを見やすく表示する入門層/シニア向けの「かんたんホーム」も搭載する。
- CPU:Qualcomm Snapdragon 480
- 内蔵メモリ:4GB RAM/64GB ROM
- ディスプレイ:5.5インチ液晶 HD+(18.7:9)
- 通信方式:5G
- アウトカメラ:13メガピクセル(23mm、1/3インチ、F1.8)
- インカメラ:5メガピクセル
- バッテリー容量:4,500mAh
- 防水/防塵:IP65/68
- 生体認証:指紋認証
- その他の機能:おサイフケータイ対応
- サイズ/重さ:約H140×W69×D8.9mm/約162g
- カラー:ブラック/ブリックオレンジ/グレー