ドイツの高級家電ブランド「ミーレ」が、大阪・本町にショールームをオープンしました。食洗機、掃除機、ビルトインキッチン家電など、ミーレの人気アイテムがずらりとそろいます。

  • ミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪の店内

ミーレが日本市場に参入してから30年。今まで大阪にショールームがなかったのは意外です。ミーレ・ジャパン 代表取締役社長の冨田晶子氏は「プレミアムで高い質を求める人が多い大阪の地に出店することは、ブランド戦略上重要な意味を持っています。ショールームを大阪にずっと作りたくて探していました」と話します。

今回オープンした「Miele Experience Center 大阪(ミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪)」は、大阪メトロ御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅から徒歩1分、本町サンケイビル1階という立地です。

ミーレは、大阪市が提唱する本町エリアの「上質なにぎわいのある街並みの形成」に共感し、上質なにぎわいや交流の創出を目的とした「にぎわい広場」を新ショールーム前に設置。各種のイベントなども開催していく予定です。

  • ミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪が出店する本町サンケイビルは省CO2に優れた建築のビルです

  • ミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪の「にぎわい広場」には、テーブルとイスを用意。奥にはフォトスポットもあります

ミーレの全アイテムを試せる

天井が高くゆったりとした空間で、ミーレ製品を試せるところが魅力。説明するのはミーレ製品を熟知したスタッフです。掃除機のような持ち運びができる製品から、オーブン、食器洗い乾燥機、コーヒーマシンといったビルトイン製品も体験可能です。

ただし来店には事前のオンライン予約が必要。詳細はミーレのWebサイトを参照してください。

  • ミーレ・ジャパン 代表取締役社長 冨田晶子氏(左)、ミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪 ストアマネージャー 祁荅院千春氏(右)

ドラム洗濯機でバラの花を洗う? 掃除機のヘッドを窓に貼り付ける……体験イベントが面白い

メディア向けの内覧会では、実際のイベント内容の一部を凝縮して体験できました。クリーナー(掃除機)、ドラム式洗濯機、オーブン、コーヒーマシン、食器洗い乾燥機です。

最初はクリーナー。ミーレのクリーナーはコード式キャニスタータイプです。見たとおり大きめですが、そのぶんパワフルな掃除力が頼もしいんです。どれくらい強力な吸引力かというと、なんと窓にヘッドが貼り付くくらい!

  • ミーレの掃除機は昔ながらのキャニスタータイプ。重厚なたたずまい(左)。掃除する場所にあわせてアタッチメントを付け替え。必要なものを買い足せます(右)

  • 吸い込む力が強いので、窓にヘッドが貼り付きます。これは驚いた!

オンオフは本体の動作スイッチを足で踏むという操作。ちょっとお行儀は悪いのですが、慣れると足で踏むのが楽しくなってきます。手元スイッチでないのは、耐久性を高めるため。パイプ部分にもステンレス素材を用いて耐久性を高めており、20年間の使用を想定した作りです。

ミーレの掃除機は紙パック式で、排気のキレイさもウリのひとつ。今回の体験会では、空気中の微粒子を計測する機械を使って、キレイな排気を実感できるデモンストレーションもありました。

掃除機の運転音、床にヘッドが吸い付く手応え、豊富なアタッチメントの使い分け、取り回しなどは、実際に動かさなければわからないところ。予約制なので納得するまでじっくり試せるのではないでしょうか。

  • 床に疑似ゴミをまいて掃除。疑似ゴミはスリッパで念入りにこすりつけます

  • ヘッドが密着してゴミをよく吸い取ります

  • ヘッドの一往復でほぼキレイに

  • 紙パックは何層にも重なっている構造。万が一、釘のような尖ったものを吸い込んでも破れません

  • 微粒子の計測器で排気のキレイさをチェック

  • 掃除機からの排気には、微粒子がほとんど含まれていませんでした

ドラム式洗濯機では、なんと「バラの花を洗う」デモンストレーション

ミーレのドラム式洗濯機は独自の「ハニカムドラム」を採用しています。これにより、洗濯物が薄い水の膜の上を滑るように動き、優しく洗い上げるとのこと。ニットなどを洗うときに使う「ウールプログラム」でバラの花を洗ったところ、崩れることなく洗い上がっていました。

  • ドラム式洗濯機も運転できます

  • ドラム内部の表面は、蜂の巣のような形の立体的な加工

  • バラの花びらが散ることなく洗い上がりました

  • ミーレでは自社の洗濯機用の専用洗剤も販売しています

  • 洗剤をタンクに入れておけば、衣類の量に合わせて投入します。2種類の洗剤を準備しておくと、洗濯プログラムに適した洗剤が自動的に使われます

コーヒーマシンはビルトインにするとスッキリする

調理家電のコーナーでは、ビルトインオーブンで焼いたキッシュを試食。オーブンと連携させたスマホからは、専用アプリ「Miele App」で庫内の様子をチェック。オーブンの庫内にカメラを搭載しているので、焼き上がり具合をアプリで見られるんです。オーブンの停止もアプリから可能です。

  • ビルトインのオーブンを使うと、料理上手に見えるのはどうしてでしょうか

  • スマホやタブレットで庫内の様子をチェック

焼き上がったキッシュはサクサク美味しい! 庫内容量が大きいので、たくさん作りたいときや、大きな食材を焼くときにも活躍しそうです。

  • どのキッシュもキレイにこんがり焼けています

  • 半端に残った野菜も、キッシュにすると豪華な一品になるのでオススメ

珍しいビルトインコーヒーマシンの実演も。設置できる住居は限られそうですが、キッチンだけでなくリビングの壁にも取り付けられます。

豆コンテナが3つあるため、3種類の豆をセットしておけるのが特徴的。この豆はエスプレッソ、こっちの豆はカプチーノというように、ドリンクメニューに豆を割り当てられるので、3種類のコーヒーを手軽に楽しめます。

  • ビルトインコーヒーマシンではミルクメニューも淹れられます。ミルクボトルは着脱式なので、本体から取り外して冷蔵庫で保管できます

  • 3種類のコーヒー豆をセットしておけます

専用のカートリッジをセットすると、ミルクパイプの洗浄、抽出ユニットの油分やカルキ除去が自動で行われます。コーヒー豆のカスを捨てるのは自分でやらないといけませんが、一番面倒なミルクパイプの洗浄を機械任せにできるのはうれしいところ。

  • これは「グルメビルトインウォーマー」。食器や食品を温めるのに使います

  • この日の試飲は、大阪・新町のロースターカフェ「Mel Coffee Roasters」の豆を使いました

試食後は片付けということで、食器洗い乾燥機も体験。ミーレの食器洗い乾燥機は、扉を2回、コンコンとノックすると自動でオープンする仕組み。ハンドルがないため主張せず、キッチンに溶け込みます。

ミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪では実際に、食器洗い乾燥機に鍋や食器をセットしたり、カットモデルを見ながら水流の当たり方などを確認できます。カタログで数値を見るよりも、実際に食器を入れてみると自分の家で使うときのイメージが具体的になります。

  • ビルトイン食器洗い乾燥機に、鍋などをセットして試せます。カウンターや壁との距離、自宅にある食器や鍋が入る大きさかなど、実物を見て確認できます

  • こちらは幅45cmタイプ

プレミアムな家電をじっくり体験できるイベントを予定

大阪出身の友人いわく「心斎橋から御堂筋にかけてのエリアはブランド通り。大阪のシャンゼリゼ!」とのこと。ミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪は「プレミアムな家電が気になる」という人を中心に喜ばれそうです。

これまでもミーレでは、電気オーブンとガスオーブンとの違いを説明したり、用意した食材を使った調理体験をしたりと、製品の理解を深めるイベントを実施してきました。今回オープンしたミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪では、そうした従来型のイベントに加えて、独自の催しを積極的に行う予定です。

「ミーレ・エクスペリエンス・センター 大阪は、イベントスキームでほかのセンターをリードしていく位置づけになります」(冨田社長)

家電だけでなく、持続可能な社会実現に向けた取り組みに関するイベント、地域と連携したイベントなども企画中とのこと。イベント情報はミーレのWebサイトで随時更新されるので、チェックしてみてください。

  • 「ミーレのある生活」をイメージしたフォトスポットで記念撮影するマイナビニュース・デジタルの林編集長