NTTドコモは3月24日、スマートフォン決済アプリ「d払い」の本人確認において、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービスに対応した。利用にあたってはiOS 13.0/Android 7.0以上のNFC対応端末が必要。

  • 「d払い」がマイナンバーカードの公的個人認証サービスに対応

    「d払い」がマイナンバーカードの公的個人認証サービスに対応

d払いでは、入金・送金機能の利用を開始する際に本人確認を求めている。顔と本人確認書類(運転免許証/運転経歴証明書/マイナンバーカード/在留カード)を指示に従って撮影するeKYCを活用してきたが、新たにマイナンバーカードによる「かんたん本人確認」機能を追加した。

「かんたん本人確認」は、マイナンバーカードのICチップに記録されている署名用電子証明書/利用者証明用電子証明書を利用する。NFC対応のAndroidスマートフォンやiPhoneでカードを読み取り、マイナンバーカードの発行時に決めた電子証明書用暗証番号を入力することで、撮影を行わずに本人確認を済ませられる。