全世界から作品を募るiPhone写真コンテスト「Shot on iPhoneチャレンジ」、2年ぶりに開催することをアップルが発表しました。今回のテーマは「マクロ写真撮影」。iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxでマクロ写真撮影機能が搭載されたことを受け、今回は両機種で撮影したマクロ写真が応募の対象となります。18歳以上ならばプロ・アマ問わず応募できるので、すでに会心の1枚を収めた人や、冬の時期ならではのマクロ写真を撮りたいと考える人など、ぜひ奮って参加してください。

  • 2年ぶりの「Shot on iPhoneチャレンジ」、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxで撮影したマクロ写真が応募の対象となる

前述の通り、今回のShot on iPhoneチャレンジはiPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxのマクロモードで撮影したマクロ写真が応募の対象となります。両機種のマクロモードは、被写体まで2cmまで寄って撮影でき、被写体を鮮明に大写しで撮影できるのが特徴。マクロモードで利用する超広角カメラはF1.8の明るいタイプで、薄暗いシーンでも鮮明な撮影が可能。また、マクロモードでもオートフォーカスが有効になるので、背景を大きくボカした印象的な撮影ができます。

当初のiOS 15では、被写体にある程度近づくと自動でマクロ撮影モードに入ってしまう欠点がありましたが、最新のiOS 15.2ではマクロ撮影コントロール機能が搭載され、画面内に現れるマクロボタンをタップするとマクロモードのオン・オフが自分で選べるようになりました。

  • F1.8の超広角カメラを用いて撮影するiPhone 13 Pro/Pro Maxのマクロモード。テレマクロではないので撮影にコツがいるが、アイデア次第で印象的な写真が撮れる

応募要項、応募の際の留意点

Shot on iPhoneチャレンジへの応募は、iPhone 13 ProかiPhone 13 Pro Maxで撮影したマクロ写真に、InstagramかTwitterで「#ShotoniPhone」と「#iPhonemacrochallenge」のハッシュタグを付けて投稿すればOK(Weibo経由の応募も可能)。その際、撮影に使ったiPhoneの機種名をキャプションに記載することが求められています。

最大解像度で応募したい場合は、写真を指定のメールアドレス「shotoniphone@apple.com」宛てに電子メールで送付すればOK。この場合は、写真のファイル名を指定の形式でリネームする必要があります。

写真は、iPhoneで撮影した状態の「撮って出し」だけでなく、画像ソフトウエアを用いてレタッチしたものも応募できます。

応募期間は、2022年1月25日午後11時1分から2022年2月17日午後4時59分(いずれも日本時間)。参加資格は18歳以上となります。

応募された作品は審査員とAppleにより審査され、最も優秀な10作品が選ばれます。発表は2022年4月の予定。入賞作品はApple Newsroomのギャラリーページ、Apple公式Webサイト、AppleのInstagram(@apple)、その他のApple公式アカウントで公開されます。さらに、入賞作品は各種デジタル広告やApple Store直営店、屋外広告、一般公開される写真展などで公開される可能性も。

マクロ撮影は、身の回りにあるありふれたものから美しさを引き出せる点で奥が深いといえます。雪や氷、霜柱など、この時期だけしか巡り会えない被写体を印象的に撮影するのもよいでしょう。約3週間ほどの応募期間を生かして、いろいろな被写体を探してみてください。マクロ撮影に対応していない機種を使っている人は、この機会にiPhone 13 Proシリーズに乗り換えるのもよいでしょう。