Instagramは8月24日(米国時間)、「Instagramショップ」の専用タブ内で広告の提供を開始した。このアップデートは、Instagramショップの専用タブが使えるすべての国(日本を含む)で行われる。
Instagramショップでは、これまでも企業が作成したコレクション(複数の商品をテーマごとにまとめて表示する形式)は掲載していた。今回、さらに広告を掲載することでユーザーとブランドの出会いを生み出し、利用者が充実したショッピングを体験することを狙うとしている。
広告は、Instagramショップの専用タブ(アプリ画面の下部、右から2番目のショッピングバッグのアイコン)を開くと、トップページに表示される。商品タグ付きの投稿などと並んでタイル状に表示され、広告をタップすると商品詳細ページに遷移。価格などの詳細や画像を確認したり、広告主が提供しているほかの商品を閲覧したりできる。
また、広告の商品を後で購入できるようにリストに追加、あるいは紙飛行機のアイコンをタップして友人にシェアするといった使い方も可能。Instagram上の他の広告と同様、非表示や問題の報告にも対応する。
なお、Instagramショップは2020年7月に開始された機能。当初は発見タブ内の機能としてローンチし、2020年11月にアプリ画面のデザインを一部変更したタイミングで専用タブを導入した。利用者の興味関心に合わせて投稿やブランドを表示するほか、ショッピングをテーマにしたInstagramによる公式アカウント「@shop」のエディターがおすすめする商品の紹介などにより、アプリの中でウィンドーショッピングのような体験を楽しめる場所になっている。