ナビタイムジャパンは5月20日、「NAVITIME」「乗換NAVITIME」「バスNAVITIME」「au ナビウォーク」において、バス混雑予測の提供を開始すると発表した。まずは横浜市営バス全系統に対応し、順次対応路線を拡大する予定。

  • バス混雑度バナー

同社では、電車混雑予測や混雑回避ルートの検索、車両別混雑度表示などの混雑予測で培ったノウハウや技術をもとに、バス事業者が提供するオープンデータを活用して独自のバス混雑シミュレーション技術を開発した。今回提供されるバス混雑予測は、そのシミュレーションに基づき、ルート検索結果画面や時刻表画面においてバスごとの混雑度を6段階のアイコンで表示するというもの。検索時点で走行中のバスの混雑情報だけでなく、先々の混雑状況予測を確認できるので、通勤・通学時間帯で比較的空いているバスを見つけたり、週末の外出やベビーカー・車椅子での移動で混雑を避けられるルートを探したりできるという。

  • 「NAVITIME」での表示イメージ

    「NAVITIME」での表示イメージ。ルート詳細画面では、バス利用区間の混雑情報がアイコン表示されている。時刻表では各便の混雑情報が、停車バス停一覧では各区間の混雑情報が確認できる

  • 「バスNAVITIME」での表示イメージ

    「バスNAVITIME」での表示イメージ。ルートの混雑情報、各便の混雑情報がアイコン表示される