三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新モデルとして、ピュアミスト機能を搭載した「Xシリーズ」、ヘルスエアー機能付き電気集じんデバイスを新搭載した「Rシリーズ」など、4シリーズ計28機種を2月中旬から順次発売する。各モデルとも価格はオープン（ラインナップと推定市場価格は記事末）。
コロナ禍によって室内で過ごす時間が長くなり、清潔な室内環境への意識が高まっていることを受け、ミドルレンジモデルとスタンダードモデルでも清潔性に関する機能アップを図った。
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Xシリーズ
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Rシリーズ
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Sシリーズ
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GEシリーズ
Xシリーズは、プレミアムモデルに搭載している空気清浄機能「ピュアミスト」を備えたシリーズ。ピュアミストは帯電させた水の微粒子を室内に放出するという、三菱電機の独自機能。電気を帯びた水の微粒子が菌などの活動を抑制し、空気をきれいにするとしている。空気清浄と脱臭により、清潔な室内環境を整える。
一方のRシリーズは、エアコンの通風路の中に「ヘルスエアー機能」ユニットを新たに搭載。これは、ユニット内にカーテン状の電界、および放電空間を形成する機能。エアコンが吸い込んだ室内の空気が通過すると、帯電したホコリが電界空間で捕捉されるなどして、きれいな空気を室内の放出する。
今回の4シリーズには、抗ウイルスコーティングを施した「清潔Vフィルター」を搭載。汚れがたまりやすい吸い込み口付近のエアフィルターを清潔Vフィルターとすることで、お手入れのときに手が触れる部分を清潔に保つ。また、汚れが気になる場合に、本体内部まで清掃が可能な「はずせるボディ」を継続して採用した。
X、R、Sの3シリーズでは、親水性（ホコリ）と疎水性（油汚れ）の汚れ抑制に効果を発揮する「ハイブリッドナノコーティング」を施し、ファンなど風の通り道になる部分の汚れを抑える。
大容量タイプをラインナップ
新型コロナウイルス感染防止対策として、エアコン使用時でも定期的な換気が推奨されているが、窓を開けて室内に外気を取り入れると、室温が変化して空調の負荷が高まる。三菱電機は「従来と同等の快適性を得るためにはよりパワーのあるエアコンが必要」として、Rシリーズのラインナップに6.3kWと7.1kWの大容量タイプを追加した。
今回の新シリーズ、ラインナップ、定格冷房能力、推定市場価格（税別）は以下のとおり。
＜Xシリーズ＞3月中旬発売
- MSZ-X2221（2.2kW）198,000円前後
- MSZ-X2521（2.5kW）208,000円前後
- MSZ-X2821（2.8kW）218,000円前後
- MSZ-X3621（3.6kW）228,000円前後
- MSZ-X4021S（4.0kW）238,000円前後
- MSZ-X5621S（5.6kW）258,000円前後
- MSZ-X6321S（6.3kW）288,000円前後
- MSZ-X7121S（7.1kW）308,000円前後
＜Rシリーズ＞3月中旬発売
- MSZ-R2221（2.2kW）128,000円前後
- MSZ-R2521（2.5kW）148,000円前後
- MSZ-R2821（2.8kW）168,000円前後
- MSZ-R3621（3.6kW）178,000円前後
- MSZ-R4021S（4.0kW）188,000円前後
- MSZ-R5621S（5.6kW）208,000円前後
- MSZ-R6321S（6.3kW）228,000円前後
- MSZ-R7121S（7.1kW）248,000円前後
＜Sシリーズ＞2月中旬発売
- MSZ-S2221（2.2kW）90,000円前後
- MSZ-S2521（2.5kW）100,000円前後
- MSZ-S2821（2.8kW）110,000円前後
- MSZ-S3621（3.6kW）130,000円前後
- MSZ-S4021S（4.0kW）140,000円前後
- MSZ-S5621S（5.6kW）160,000円前後
＜GEシリーズ＞2月中旬発売
- MSZ-GE2221（2.2kW）75,000円前後
- MSZ-GE2521（2.5kW）85,000円前後
- MSZ-GE2821（2.8kW）95,000円前後
- MSZ-GE3621（3.6kW）115,000円前後
- MSZ-GE4021S（4.0kW）125,000円前後
- MSZ-GE5621S（5.6kW）145,000円前後
