三菱電機は1月13日、高機能冷蔵庫「置けるスマート大容量・野菜室が真ん中」シリーズの新製品「MXDシリーズ」を発表した。センター開きタイプの6ドアで、ドア材はガラス。572Lと503Lの2モデルを用意し、発売は2月1日。価格はオープン、推定市場価格(税別)は572Lが420,000円前後、380,000円前後。本体カラーはフロストグレインブラウン。

  • 「置けるスマート大容量・野菜室が真ん中」シリーズの冷蔵庫「MXDシリーズ」

新モデルは「全室独立おまかせA.I.」機能を搭載し、AIが全室を最適な状態にコントロール。「おまかせA.I.自動」ボタンを押すとすべてのドア開閉データを収集し、ユーザーの冷蔵庫の使用状況をAIが分析・学習する。

学習をもとに各家庭の生活パターンを予測し、冷却を自動で制御。例えば、製氷室なら氷が使われるタイミングを予測し、自動で急速製氷運転を行う。冷凍室は「霜ガード」を新たに搭載し、自動で食品の水分蒸発を防いで食品への霜発生を抑え、うるおいを保ちおいしさを維持する。4週間後の食品の霜付着量を比較すると、霜ガードを使った場合は、使わなかった場合と比べて約27%の霜抑制効果が得られたという。

従来モデルは「瞬冷凍ボタン」を押すことで「瞬冷凍」機能をスタートさせていたが、新モデルは瞬冷凍ボタンをなくし、自動で瞬冷凍を行うようになった。各家庭の使い方に合わせて自動で最適に運転し、熱いものを入れると自動であら熱をとり、家事の時短に貢献する。

このほか、独自の家電統合アプリ「MyMU(マイエムユー)」にも対応。食品保存や買い物のコツといった情報にユーザーがアクセスできるようにした。レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」監修による、約100種類の食品の保存場所や買い物のコツをアプリ内で紹介する。また、扉の開閉回数をアプリで確認・通知できるため、離れて暮らす家族の見守りにも活用できる。

定格内容積が合計572LのMR-MXD57Gは、冷蔵室が306L、野菜室が114L、製氷室が19L、瞬冷凍室が32L、冷凍室が101L。本体サイズは幅685×奥行738×高さ1,826mm。

定格内容積が合計503LのMR-MXD50Gは、冷蔵室が271L、野菜室が98L、製氷室が18L、瞬冷凍室が27L、冷凍室が89L。本体サイズは幅650×奥行699×高さ1,826mm。

大型・中型ゾーンとなる「MX・MBシリーズ」

同時に、「置けるスマート大容量・野菜室真ん中」シリーズの大型・中型ゾーンとして「MX・MBシリーズ」も発売。両シリーズとも、上記のMXDシリーズと同じく「全室独立おまかせA.I.」を備える。MXDシリーズとMXシリーズの基本性能は同じだが、MXDシリーズがスマホ専用アプリに対応する一方、MXシリーズは非対応。

MR-MX57Gの定格内容積は合計572L。冷蔵室は306L、野菜室は114L、製氷室は19L、瞬冷凍室は32L、冷凍室は101L。本体サイズは幅685×奥行738×高さ1,826mm。

MR-MX50Gの定格内容積は合計503L。冷蔵室は271L、野菜室は98L、製氷室は18L、瞬冷凍室は27L、冷凍室は89L。本体サイズは幅650×奥行699×高さ1,826mm。

価格はオープン、推定市場価格(税別)はMR-MX57Gが400,000円前後、MR-MX50Gが360,000円前後。

MR-MX46Gの定格内容積は合計455L。冷蔵室は247L、野菜室は88L、製氷室は16L、瞬冷凍室は24L、冷凍室は80L。本体サイズは幅650×奥行650×高さ1,826mm。

MR-MB45Gの定格内容積は合計451L。冷蔵室は243L、野菜室は87L、製氷室は18L、瞬冷凍室は22L、冷凍室は81L。本体サイズは幅600×奥行699×高さ1,826mm。

価格はオープン、推定市場価格(税別)はMR-MX46Gが350,000円前後、MR-MB45Gが290,000円前後。