ASUS JAPANは11月18日、CPUにIntel Celeron N4020を搭載し、耐久性に優れたフリップタイプのChromebook「ASUS Chromebook Flip C214MA」を発表した。法人・教育機関向けへの受注販売を11月下旬から開始し、12月中旬から発売する。価格は48,800円から(税別)。

  • ASUS Chromebook Flip C214MA

米国軍用規格のMIL規格に準拠したテストをクリアした、法人・GIGAスクール向けのChromebook。本体の外周はゴム製のバンパーでカバーされ衝撃や加圧に強く、衝撃では稼働状態で高さ1.2mからの落下テスト、加圧では30kgfの加圧テストをクリアする堅牢性を実現。

ボディの表面には極小のへこみを組み合わせた3Dテクスチャー処理が施され、傷に強く、指紋や汚れなども目立たないという。

  • タブレットとしても使える

液晶ディスプレイは360度回転し、タブレットスタイルやテントスタイル、ノートPCスタイルに切り替えて使用可能。両手の計10本の指すべてで画面タッチを認識できる、10点マルチタッチに対応する。

液晶ディスプレイの上部に92万画素のインカメラ、キーボードの右下部分にAFの対応503万画素アウトカメラを搭載。アウトカメラは、液晶を360度回転させてタブレットスタイルで使用する際に、一般的なタブレットのアウトカメラのように使えるという。

  • 周囲にゴム製のバンパー搭載。表面には3Dテクスチャー処理が施されている

製品ラインナップは、液晶ディスプレイにGorilla Glass 3を採用してスタイラスペンが付属する「C214MA-GA0028」と、Gorilla Glassでなくスタイラスペンなし(非対応)の「C214MA-GA0029」という2つのモデルを用意する。

  • 液晶ディスプレイは360度回転する

C214MA-GA0028

上位モデル「C214MA-GA0028」の主なスペックは、CPUがIntel Celeron N4020、メモリが4GB、ストレージがeMMC 32GB、グラフィックスがIntel UHD Graphics 600(CPU内蔵)、液晶パネルが11.6型(1,366×768ドット、グレア、Corning Gorilla Glass 3)、OSがChrome OS。

ネットワークはIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN+Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB-C 3.1 Gen1×2、USB 3.0×1など。バッテリー駆動時間は約12時間。本体サイズはW292×D199×H19.5~20.1mm、重さは1.29kg。スタイラスペンが付属する。この構成で価格は58,800円(税別)。

C214MA-GA0029

「C214MA-GA0029」は、液晶ディスプレイが11.6型(1,366×768ドット、ノングレア)、スタイラスペンなし(非対応)、重さ1.2kgで、その他の仕様は「C214MA-GA0028」と共通。この構成で価格は48,800円(税別)。