ソニーネットワークコミュニケーションズは11月6日、ネットワークLEDシーリングライト「マルチファンクションライト」シリーズの新製品として、「マルチファンクションライト2(MFL-1100S・MFL-2100S)」を発表、同時に予約を開始した。

発売は11月20日で価格はオープン。Amazon.co.jpでは、スタンダード機のMFL-1100Sが29,700円(税込)、上位機のMFL-2100Sが52,580円(税込)となっている。MFL-1100Sの取り扱いはAmazonのみ。また、+Styleでも同じく52,580円(税込)で予約を受け付けている。

  • ネットワークLEDシーリングライト「マルチファンクションライト2」(MFL-2100S)

マルチファンクションライトは、シーリングライトとしての本体に、温湿度などの各種センサー、マイク、Bluetoothスピーカーなどを搭載した、スマートフォン連動型の照明器具。新モデルの特徴は、スマートフォンを介さずにライトを制御できる専用スマートコントローラーが付属すること。

これまでのマルチファンクションライトは、照明のオンオフを除いたほとんどの操作を、スマートフォンアプリで行う必要があった。今回の新製品は、付属の専用コントローラーによってスマートフォンなしでも様々な機能を利用できる。専用コントローラーが対応する操作は、Bluetoothのペアリング、音量変更、ミュート設定、みまもりモードの設定と解除など。

  • 使用イメージ

マルチファンクションライト用の専用アプリも、既存の「MFlight」から「MFlight2」へとアップデート。アプリホーム画面のインタフェースにイラストを採用することによって、マルチファンクションライトを設置した部屋のライト点灯状態(オン・オフ・常夜灯)、人の在・不在、部屋の温度・湿度・照度などが直感的にわかるようになった。また、音声アシスタントのAmazon AlexaとGoogleアシスタントにも対応している。

ホーム画面のエアコンとテレビのイラストをタップすると、それぞれの操作画面に移動するなど、よりわかりやすい操作性を目指している。マルチファンクションライトは、アプリで登録したエアコンやテレビを外出先からコントロールする機能を持つ。

  • スマホアプリを使わなくても、付属リモコンで多くの操作ができるようになった

Bluetoothスピーカーはソフトウェア調整によって音質を改善。中高域の音が従来モデルよりもクリアになったという。Bluetooth 5.0に準拠し、対応コーデックはSBC、AAC、aptX LL。

スタンダード機MFL-1100Sと上位機MFL-2100Sの違いは、おもに機能面。MFL-2100Sは、テレビとエアコンの操作機能、不在時にセンサーで異常を知らせる機能、ボイスメッセージ機能、スマホから宅内への会話機能などを備えている。

本体サイズは、両モデルとも直径520×高さ111mm、重さは3.1kg以下。照明の適用畳数は8~10畳、明るさは4300ルーメン、色温度は2800K~6500K。外部メモリースロットとしてmicroSDカード、microSDHCカード(最大32GBまで)に対応する。