シャープは、8K文化財鑑賞ソリューション「8Kで文化財 ふれる・まわせる名茶碗」の実証実験を一般公開。東京・上野にある東京国立博物館(東博)の東洋館ラウンジで11月10日から11月23日まで実施する。鑑賞体験にあたっての事前予約は不要で、東博に入館した人であれば誰でも体験できる(入館のためのオンライン事前予約は別途必要)。

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    「8Kで文化財『ふれる・まわせる名茶碗』」の体験の様子

シャープと文化財活用センター、東京国立博物館が協力し、「8Kで本物に触れる」をテーマに研究している文化財鑑賞ソリューションのひとつとして実施されるもの。7月29日〜8月2日に事前予約制(無料)で実施していた(レポート記事はこちら)が、好評につき同一内容で2回目を開催する。

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    「大井戸茶碗 有楽井戸」の大きさや重さを再現した茶碗型コントローラーを回すと、画面上の茶碗の3DCGもリアルタイムで連動して動く

実証実験では、シャープ「8Kインタラクティブミュージアム」をベースに、「大井戸茶碗 有楽井戸」の大きさや重さを再現した茶碗型コントローラー、名茶碗を細部まで再現した3DCGを用意。コントローラーを動かすと8Kモニター上の茶碗の3DCGもリアルタイムで連動し、滑らかに回転・拡大/縮小。360度好きな角度から茶碗をCGで鑑賞でき、まるで実物に触れているかのような臨場感が味わえる。

体験できるのは重要美術品「大井戸茶碗 有楽井戸」と「志野茶碗 銘 振袖」、重要文化財「青磁茶碗 銘 馬蝗絆」。作品の特徴的な部分を表示すると、音声で鑑賞ポイントを分かりやすく解説し、楽しみながら作品への理解を深められるとしている。なお、大井戸茶碗 有楽井戸と志野茶碗 銘 振袖の実物は、東博で11月29日まで開催中の特別展「桃山-天下人の100年」で展示されている。

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