ヒンジの構造も進化

折りたたみで重要なヒンジ部は刷新され、60以上の部材を組み合わせてさらに高精度な仕組みになったそうです。合計8つのカムによって「75度~115度」の範囲で画面の角度を固定できるようになりました。ヒンジ内部には、掃除機のヘッドを参考にしたというスウィーパー技術を導入。細かな繊維がホコリの侵入を防ぎます。

  • ヒンジには8つのカムを配置

  • 掃除機のヘッドを参考にしたスウィーパー

スマートフォンモードで見ていたアプリは、そのまま開いてタブレットモードにすると自動的にタブレット側に切り替わるApp Continuity機能や、途中まで折り曲げた状態でノートPCのように自立させるフレックスモードも搭載。フレックスモードでは、YouTubeなどの対応アプリであれば上半分で動画、下半分にほかの動画レコメンドやコントローラーを表示する……といった特別なUIで表示されます。

  • カバースクリーンで動画を視聴。普通のスマートフォンのスタイルです

  • 少し開いた状態で固定すれば自立します。これがフレックスモード

  • そのままカバースクリーン側に本体を倒して、少し開いてメインスクリーン側に表示するのもフレックスモード。この場合、アプリによっては下半分に操作パネルが表示されるなど、最適なUIになります

カメラの場合は「Capture View Mode」になり、上半分はビューファインダー、下半分はシャッターボタンなどの操作パネルです。その隣には、直前に撮影された画像のプレビューが大きく表示されます。

  • カメラは、フレックスモードを使えば三脚なしで固定して撮影可能。シャッターボタンなどの操作パネルは下半分に表示されます

  • 直前に撮影された画像も表示

カメラのこのモードは本体を開いた状態でも動作します。右側にビューファインダーと操作パネルを表示して、左側に大きく直前のプレビューを表示するので、前回の写真を簡単にチェックして比較しながら撮影する……といったことが可能です。