日本エイサーは8月19日、ゲーミングブランド「Predator」シリーズから、15.6型ハイエンドゲーミングノートPC「Predator Triton 500」を発表した。9月10日より発売する。店頭予想価格は350,000円前後(税込)。

  • 15.6型ハイエンドゲーミングノートPC「Predator Triton 500」

リフレッシュレート300Hzに対応する15.6型液晶ディスプレイを備えるゲーミングノートPC。ディスプレイは非光沢(ノングレア)のIPS液晶で、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。オーバードライブ時の応答速度が3msと高速で、NVIDIA G-SYNCにも対応している。

グラフィックスにはNVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER with Max-Q(8GB)を採用。CPUとGPUの電力バランスを自動調整する「Max-Q Dynamic Boost機能」によって、バッテリに負荷をかけずにゲームのフレームレートを3~10%向上させる。

冷却システムの「第4世代 AeroBlade 3Dファン」は、ファンのエッジがギザギザ状になっており、これはフクロウの羽をヒントにしたという。薄さ0.1mmのブレード×59枚で構成したファンと、通常ファン×2基を組み合わせて風量を稼ぎ、静音性を高めている。キーボード周辺の熱も5本の銅製ヒートパイプで排熱し、本体の温度上昇を抑えてパフォーマンスを安定させる。

キーボード上の専用キーとして、PredatorSenseキーとTurboキーを配置。PredatorSenseキーはシステム設定にアクセスするためのキーで、グラフィックスのオーバークロックや冷却ファンの個別制御、キーボードのバックライト設定などを用意している。Turboキーを押すと、PredatorSenseを起動せずにすぐオーバークロックを行う。

通信機能は、Killer Ethernet E3100Gチップの搭載によって2.5BASE-Tの有線LANに対応。無線LANはIEEE802.11ax/ac/a/b/g/nに準拠し、有線LANと無線LANの高速ネットワークを同時に利用できる。Bluetooth 5.0もサポート。

そのほか主な仕様は、CPUがIntel Core i7-10875H(2.3GHz)、チップセットがIntel HM470、メモリがDDR4-2,933MHz 32GB、ストレージが512GB M.2 NVMe SSD。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェースはUSB 3.1 Type-C Gen2×1、USB 3.0×3、HDMI×1、miniDisplayPort×1など。バッテリ駆動時間は約7時間。本体サイズは約W358.5×255×H17.9mm、重さは2.1kg。