シャープは8月18日、家電ブランド「PLAINLY」のラインナップに、庫内容量が26Lタイプで2段調理可能な「PLAINLYシリーズ 過熱水蒸気オーブンレンジ RE-WF261」を追加した。9月中旬の発売予定で価格はオープン、推定市場価格は55,000円前後(税別)。カラーはブラック系とホワイト系の2色。

  • PLAINLYシリーズ 過熱水蒸気オーブンレンジ RE-WF261

  • ブラック系

  • ホワイト系

PLAINLYシリーズは、単身世帯や2人暮らし世帯をメインターゲットとしたシャープの家電ブランド。シリーズに共通する特徴として、基本性能にこだわりつつ「必要な機能」を厳選したコストパフォーマンスの高さと、インテリアを選ばないシンプルなデザインが挙げられる。

これまでも2~3人世帯向けに庫内容量23Lタイプ過熱水蒸気オーブンレンジ「RE-WF231」をラインナップしていたが、新製品のRE-WF261は2~4人世帯向けの庫内容量26Lタイプ。庫内容量が大きくなったことで、庫内にセットする天板数も1段調理から2段調理に進化し、一度により多くの食材を調理できるようになった。庫内奥にあるファンが熱風を効率よく循環させる「2段熱風コンベクション」機能によって、天板を2段セットしても焼きムラを抑えて加熱できるとしている。

  • 2段調理のイメージ(3品献立セットメニュー)

従来モデルに引き続き、庫内に水を入れた専用カップを置くことで過熱水蒸気調理が可能。また、「ノンフライ調理」のほか、スチームカップとレンジ加熱による「スチーム料理」や、食材をしっとりあたためる「スチームあたため」も搭載している。

絶対湿度センサー(らくチン!センサー)を備え、食品内部から発生する蒸気で仕上がりを判定する機能を持つ。冷凍食品なら「冷凍食品」ボタンを押すだけで、レンジ出力や時間の設定なく手軽にあたためられる。そのほか、食材や分量を気にすることなく、ボタンひとつで自動的に最適な加熱ができるという「らくチン1品」機能にも対応する。

  • 設置イメージ

本体サイズは幅487×奥行450×高さ367mmで、左右と本体後方は隙間を空けずに収納できる。本体の重さは約18kg。レンジ定格高周波出力は200Wから1000Wまでの4段階。オーブンの温度調節範囲は110℃~250℃で、発酵メニューは30℃~45℃までの4段階。