東京メトロは、車いす利用者をはじめとした身体障がい者や高齢者などの利便性向上を目的としたWebサービス「スムーズメトロ」の提供を開始した。サイト公開は7月8日から、利用は無料。

  • 「スムーズメトロ」トップ画面

    「スムーズメトロ」トップ画面

東京メトロではこれまでにも、ベビーカーで駅構内を通過する際のバリアフリー移動経路等について、駅単位で検索できるWebサービス「ベビーメトロ」を公開している。今回リリースされた「スムーズメトロ」は、いわば「ベビーメトロ」の姉妹版だ。

「スムーズメトロ」では、駅構内のバリアフリー移動経路に加え、車いす利用者らが乗降しやすいホームと車両の段差と隙間について国土交通省が示した「目安値」を満たす乗降口や、車いす対応トイレに関する情報等をまとめている。日本語版と英語版の2つがオープンする。

なお、今後の「東京メトロアプリ」リニューアルにあわせて、経路検索結果から利用駅の「スムーズメトロ」ページを確認可能にする予定ということだ。