Motorolaは4月22日、スマートフォンの新フラッグシップ「motorola edge+」を発表した。Snapdragon 865、ウォーターフォール型の6.7インチOLEDディスプレイ、1億800万画素センサーを含む3眼カメラシステムなどを搭載。5Gに対応する。米国ではVerizonが5月14日に999.99ドルで発売する。ハイエンド向けだけではなく、同じデザインでスペックを抑えた「morotola edge」も用意しており、edgeシリーズでミッドレンジもカバーする。

  • motorola edge+

    motorola edge+、カラーはスモーキーサングリアとサンダーグレイ (写真)

Snapdragon 865は昨年12月にQualcommが発表したモバイル向けSoCの最新フラッグシップだ。edge+は12GBのLPDDR5メモリーを搭載する。

OLEDディスプレイは解像度がFHD+ (2340x1080)で、アスペクト比は19.5:9。リフレッシュレートは90Hzだ。ディスプレイの両端が90度近くカーブし、本体の側面までディスプレイが広がる。サイドのスワイプダウン/アップで通知を出し入れしたり、アプリを切り替えるなど、ウォーターフォール型のディスプレイを活かした操作がMy UXに組み込まれている。端末を手に持っていない時も、ディスプレイのサイド部分でバッテリー残量、着信や通知など様々な情報を伝える。

  • ウォーターフォールディスプレイ

    側面も表示や操作エリアにするウォーターフォールディスプレイ

リアカメラは、クアッドピクセル技術を採用した1億800万画素(1/1.33センサー)のメインレンズ (f1.8、OIS光学手振れ補正)、1600万画素の超広角&マクロ (f2.2、FOV 117°)、800万画素の望遠 (f2.4、3倍光学ズーム、OIS光学手振れ補正)という構成。フロントカメラは2500万画素 (f2.0)。

その他仕様は、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1、NFC。USB Type-Cポート、3.5ミリのヘッドフォンジャックを備える。サイドに設けられた2つのボタンはカスタマイズ可能で、例えばゲームコントローラのように4本指でゲームを操作できる。5000mAhの大容量バッテリーを内蔵。サイズは161.07×71.38×9.6ミリ、重さは203グラム。

  • motorola edge

    edge+のウォーターフォールディスプレイとオーディオ機能を備えたミッドレンジ向けedge端末「motorola edge」

morotola edgeはedge+と同じ6.7インチ・ディスプレイを搭載するが、SoCにSnapdragon 765を搭載、RAMは4GB。リアカメラが6400万画素のメインレンズ、1600万画素の超広角&マクロ、800万画素の望遠という構成で、バッテリーは4500mAhになる。