8K動画のバックアップにも心強い!? 5Gの実力をチェック!
8K動画は高画質なだけあって大容量。PCに取り込んで確認したところ、1分弱の動画で約500MBの容量になっていました。これではクラウドストレージにバックアップするのも大変そうです。
そこで気になるのが、4Gよりも高速、大容量をうたうソフトバンクの5Gサービスの実力です。4月初旬現在の「SoftBank 5G」対象エリアは、千葉県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県のごく一部。そのうちピンポイントでエリア化されていることが明らかになっているソフトバンク銀座の店頭で、速度をチェックしました。なおスペック上の「AQUOS R5G」の5Gでの最大通信速度は、下り2.0Gbps、上り103Mbpsです。
「Speedtest.net」を用いたテストでは下り1Gbpsを上回る結果になり、5Gの速さを体感できました。ただし上りは10~20Mbpsと、思ったような速度が出ませんでした。
現在提供されている5Gサービスは、5Gだけでなく4Gも組み合わせて通信を行うNSA(Non-Stand Alone)構成となっているため、4Gネットワークの混雑状況によっても、5Gの速度が不安定になります。安定して高速につながる5Gが、広いエリアで利用できるようになるにはもう少し時間がかかりそうですが、ソフトバンクの5G基本料は月額1000円。しかもキャンペーンで2年間は無料なので、実質4Gと同じです。4Gと同じで、場所によってこれだけ高速につなげるというのは、やはり大きな魅力です。
「AQUOS R5G」は最近のハイエンドスマートフォンでは希少なヘッドフォン端子を備えているほか、Dolby Atmosにも対応するなどサウンド性能も充実。またWi-Fi 6にも対応していて、対応ルーターを導入すれば自宅でもより高速に動画やゲームが楽しめます。
なお、チップセットの熱を抑える独自の放熱設計が導入されているためか、筆者が試した限り、「ゲームをしているといつの間にかスマートフォンが熱くなっている」こともありませんでした。バッテリーの持ちも良く、写真や動画を撮りまくったり、5Gエリアをマップ片手に探し歩いたりもしましたが、2日間は余裕という印象。さらに、GPSもL1とL5のデュアルバンドに対応しているため、位置情報を活用したゲームなどもストレスなく楽しめます。
5GにもWi-Fi 6にも対応していて、対象エリアでも自宅でも高速に接続でき、8K動画も撮れてディスプレイも高精細なのに、さらにバッテリー持ちも抜群と、「AQUOS R」シリーズらしく、なかなかバランスのとれた5Gスマートフォン。気になる価格は、トクするサポート+適用時で64,800円です。
4月中の購入者にはさらにPayPayボーナス5,000円相当、5月末まで先着2万名にPico製VRゴーグル「pico U Lite」がプレゼントされるキャンペーンも展開されていますので、購入を検討する際にはこれらもあわせてチェックしたいところです。