パナソニックは3月30日、スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「Wおどり炊き」の新製品「SR-VSX0」シリーズを発表した。発売は6月1日で価格はオープン、推定市場価格(税別)は5.5合炊き「SR-VSX100」が110,000円前後、1升炊き「SR-VSX180」が115,000円前後。

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今回の新モデルでは、炊飯の炊き上げ工程において、より長い強火の維持を実現。従来は蒸気センサーによって沸騰を検知すると火力を弱めていたが、新モデルは圧力センサーを用いて吹きこぼれない限界まで沸騰を維持する。これにより、水が対流してお米の一粒一粒をしっかりと踊らせ、炊き上がりのごはんのハリが約10%向上するという。

操作性にも配慮し、タッチパネル液晶を採用。コース選択、予約時間の設定などを分かりやすくした。米の銘柄選択の画面では、各銘柄の特徴を表示し、特徴を理解しながら銘柄を選択する楽しさも提案する。対応銘柄は、58銘柄。パナソニックは、18道県20銘柄で「銘柄米を美味しく炊ける炊飯器はWおどり炊き」と推奨されている点をアピールする。

「炊き込みごはん」コースは、ほぐれやすく味を染みこみやすくした。前炊き工程と沸騰維持工程を見直し、前炊き工程では米を従来よりも低温でつけおき、沸騰維持では火力を強めた。これにより、味が染みこんで、一粒一粒がほぐれやすい炊き込みごはんに仕上げる。

本体サイズと重さは、SR-VSX100がW27.5×D36.1×H23.4cm・約7.7kg。SR-VSX180がW29.8×D39.1×H27.0cm・約9.0kg。