NTTドコモは3月18日、2020年のスマホ新製品としてAndroidスマートフォン「Xperia 10 II SO-41A」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表した。4G対応のスタンダードモデルで、最新Xperiaシリーズの特徴となるアスペクト比21.9の有機ELディスプレイを採用。トリプルレンズカメラを搭載するなどフラッグシップモデルに迫る機能を備えている。

発売は2020年5月下旬以降。ドコモオンラインショップ価格は税別43,200円。

  • Xperia 10 II SO-41AのMint(左)、Blue(右)

いよいよスタートするNTTドコモの5Gサービス。今回の夏モデルでも各社から5G対応スマートフォンがリリースされているが、そこまでの高速通信を求めないというユーザーにとっては4Gモデルも有力な選択肢となる。XperiaシリーズのスタンダードモデルとなるXperia 10 II(エクスペリア テン マークツー)は、こうしたニーズに応える4G対応スマートフォンだ。

6インチフルHD+の有機ELディスプレイは、フラッグシップモデルと同様21:9のワイド画面を採用。最新Xperiaシリーズの特徴といえる“縦長”ボディで、2つのアプリを同時に表示して快適に操作することができる。基本的なデザインはフラッグシップモデルを踏襲しながら重量は約151gと軽く、横幅も約69mmと持ちやすいため使い勝手は良好。CPUにはクアルコム製のSnapdragon 665を採用し、内蔵メモリ4GB、ストレージ64GBと基本スペックも充実している。

  • Xperia 10 II SO-41A Black(左)、White(右)

スタンダードモデルながらトリプルレンズカメラを採用しているのも特徴で、超広角(約800万画素)、標準(約1,200万画素)、望遠(約800万画素)レンズにより、あらゆるシーンで高精細な写真を撮影可能。「ナイトモード」も搭載しており、美しい夜景写真も撮ることができる。

また、最新フラッグシップモデルのXperia 1 IIと同様、3.5mmオーディオジャック(ヘッドホン端子)を用意しており、ハイレゾ対応のヘッドホンを接続して高音質なサウンドを楽しめる。圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」にも対応する。また、IP65/68の防水・防塵機能を備え、シーンを選ばず活用できるのもうれしいポイントだ。

カラーバリエーションはBlack、White、Mint、Blueの4色。

Xperia 10 IIの主な仕様

  • OS: Android 10
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 665/2.0GHz+1.8GHz(オクタコア)
  • 内蔵メモリ: 4GB
  • ストレージ: 64GB
  • 外部ストレージ: microSDXC(最大1TB)
  • サイズ: W69×H157×D8.2mm
  • 重量:約151g
  • ディスプレイ(解像度): 約6.0インチ 有機EL(2,520×1,080ドット)
  • メインカメラ: 約800万画素+約1,200万画素+約800万画素
  • インカメラ: 約800万画素
  • Wi-Fi: 〇
  • Bluetooth: 5.0
  • バッテリー容量: 3,600mAh
  • 連続待受時間: 未定
  • 通信速度(4G): 受信最大500Mbps/送信最大75Mbps
  • 防水/防塵: ○/○
  • 生体認証: ○(指紋認証)
  • ワンセグ/フルセグ: ―/―
  • 接続端子: USB Type-C
  • カラーバリエーション: Black、White、Mint、Blue