NTTドコモは3月18日、5G通信に対応したAndroidスマートフォン「arrows 5G F-51A」(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)を発表した。ドコモの5Gサービスに対応したモデルで、Sub6帯に加え、28GHz帯の「mmW」(ミリ波帯)にも対応。最先端の機能が詰め込まれたarrowsシリーズのフラッグシップモデルとなる。

発売は2020年6月下旬以降。ドコモオンラインショップ価格は未定。

  • arrows 5G F-51A Titanium Silver

arrowsシリーズとしては久しぶりのフラッグシップモデルとなるarrows 5Gは、充実のスペックと多彩な機能を兼ね備えた5G対応Androidスマートフォンだ。

受信時最大3.4Gbps、送信時最大182Mbpsの「Sub6」(3.7GHz・4.5GHz帯)に加えて、受信時最大4.1Gbps、送信時最大480Mbpsの「mmW(ミリ波)」(28Ghz帯)に対応しており、5G通信サービスをフル活用可能なモデルとなっている(mmWは2020年6月以降にサービス開始予定)。

6.7インチの大画面有機ELディスプレイを採用しながら、薄さ約7.8mm(予定)と持ちやすさを考慮したスリムボディを実現。CPUにはクアルコム製のハイエンドチップSnapdragon 865を採用し、内蔵メモリ8GB、ストレージ128GBと充実した基本スペックを備えている。バッテリーも4,070mAhと大容量で、長時間の利用にも対応する。

カメラ機能もトップクラスで、メインカメラは広角(約4,800万画素)、超広角(1,630万画素)、望遠(約800万画素)のトリプルレンズ構成。インカメラも約3,200万画素の高画素カメラを搭載しており、高精細な自撮り写真も撮影できる。撮影した写真は直接共有機能で簡単にシェアすることが可能。5Gの高速通信を組み合わせることで、これまでにない快適な写真共有が実現している。

  • arrows 5G F-51A Navy Black

また、高度な処理を必要とするゲームを快適にプレイするための機能が盛り込まれているのも大きな特徴。ゲームをフル稼働しても本体が熱くなりづらい「ベイパーチャンバー構造」を採用し、ゲーミングやパフォーマンスの設定項目も用意されている。

さらに、指紋認証(ロック解除)と同時にアプリを起動させる機能も搭載されている。使いたいアプリを1秒で起動できるなどスマートフォンの利便性が大幅に向上し、高度な処理を必要とする使い方だけでなく、日常使いでもこれまでにないユーザー体験を得ることができる。

カラーバリエーションはNavy Black、Titanium Silverの2色。

arrows 5G F-51Aの主な仕様

  • OS: Android 10
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 865/2.8GHz+1.8GHz(オクタコア)
  • 内蔵メモリ: 8GB
  • ストレージ: 128GB
  • 外部ストレージ: microSDXC(最大1TB)
  • サイズ: 未定
  • 重量:未定
  • ディスプレイ(解像度): 約6.7インチ 有機EL(3,120×1,440ドット)
  • メインカメラ: 約4,800万画素+約1,630万画素+約800万画素
  • インカメラ: 約3,200万画素
  • Wi-Fi: 〇
  • Bluetooth: 5.1
  • バッテリー容量: 4,070mAh
  • 連続待受時間: 未定
  • 通信速度(5G): 受信最大4.1Gbps/送信最大480Mbps
  • 通信速度(4G): 受信最大1.7Gbps/送信最大131.3Mbps
  • 防水/防塵: ○/○
  • 生体認証: ○(指紋認証)
  • ワンセグ/フルセグ: ―/―
  • 接続端子: USB Type-C
  • カラーバリエーション: Navy Black、Titanium Silver