Beats by Dr. Dreが同社のWebサイトでワイヤレスイヤホンの新製品「Powerbeats」を発表した。価格は14,800円、発売は「Coming soon」となっており、米国では3月18日(現地時間)と報じられている。

  • 「Powerbeats」は3色展開

    H1チップを搭載、価格はPowerbeats3(19,800円)より5,000円安い14,800円

Powerbeatsは左右のイヤホンがケーブルでつながっているタイプのワイヤレスイヤホンで「Powerbeats3」の後継製品になる。パワフルなサウンド、イヤーフックによる安定した装着、耐汗・防沫仕様を特徴としており、スポーツやワークアウトといったアクティブなシーンで特に価値を発揮する。Beatsが昨年春に発売した完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro」を思わせるフィット感に優れたデザインを採用。イヤホンをつなぐケーブルが平型からシンプルで摩擦が少ない丸型に変更された。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色だ。

  • 快適さを追求したデザイン

    装着した時に本体が斜めになる新デザインでフィット感が向上

H1チップを搭載したことで、機能・性能面でもPowerbeats3 (W1チップ搭載)から向上した。バッテリー動作による再生時間が最大15時間に (Powerbeats3は同12時間)。高速充電についても、5分の充電で再生できる時間が最大1.5時間に伸びた (Powerbeats3は1時間)。「Hey Siri」の呼びかけをサポート、ハンズフリーで接続するiOSデバイスのSiriを利用できる。

BluetoothはClass 1に対応しており、広い範囲で音が途切れないオーディオ再生を楽しめる。デュアルビームフォーミングマイクを装備し、動きと音声を感知する加速度センサーとの組み合わせによって、通話時などに効果的にユーザーの声を認識し、外部のノイズを抑える。オーディオ共有に対応。1台のiOSデバイスに2セットの対応イヤホンをペアリングして同じ音楽や映画を複数で楽しめる機能で、W1/H1チップを搭載したBeatsイヤホンやAirPodsが対応している。

イヤホン本体のボタン類による操作は、左で電源オン/オフ、右で音量、トラック、電話への応答、Siriへのアクセスなど。ボタン操作と音声コマンドで、ペアリングしているデバイスを取り出すことなくオーディオ操作を行える。

充電ケーブルを接続するインターフェイスはLightning (Powerbeats3はMicro-B)。Lightning-USB-A充電ケーブル、4種類のサイズのイヤーチップが同梱される。