NTTドコモは、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の6.1インチ有機ELスマートフォン「Xperia 5 SO-01M」を、2019年11月1日に発売します。ドコモオンラインショップにおける端末価格は79,920円(税別)。この2019年夏からドコモが導入した端末購入補助「スマホおかえしプログラム」の対象機種でもあり、同プログラム適用時の実質負担額は58,608円(2,442 円×24回、税込)となります。
ギュッと握りやすいぞXperia 5
Xperia 5はこの夏に発売した「Xperia 1 SO-03L」の機能や魅力を、より小さなボディに凝縮した製品。Xperiaを長年使い、Xperia 1も買ってしまったユーザーとして初見で惚れたポイントは、Xperia 5が片手で握りやすいこと、でした。
もちろんXperia 1の横幅(約72mm)でも十分細いため、片手で握れますが、Xperia 5はそれよりも横幅がさらに細い約68mmに抑えられています。たった4mm、されど4mm。実機を握るとより持ちやすい印象を受けました。本体にケースを付けると幅が数mm増すのでなおさらでしょう。
21:9の画面はWebやSNSを見るときにも便利
ディスプレイのアスペクト比は、Xperia 1と同じ21:9。この比率は、映画に使われるいわゆるシネマスコープ2.35:1(ワイドより更に横長な画面比率)に近しく、映像コンテンツなどが視聴しやすい比率です。
ちなみに画面(どちらも有機EL)はXperia 1が約6.5インチ、Xperia 5が約6.1インチ。解像度はXperia 1が3,840×1,644ドット、Xperia 5が2,520×1,080ドットとなっています。
もちろんテレビドラマなどを含むほとんどの映像はアスペクト比16:9で制作されているため、21:9での表示には向きませんが、Netflixなどで配信されている映画の視聴にはうってつけの比率です。
では、映画をあまり見ない人にとっては21:9のメリットはないのでしょうか。というと、そんなことはありません。21:9のメリットは映画視聴などの他にも、WebサイトやSNSの閲覧時に役立ちます。
実際にマイナビニュース(弊誌)のサイトを閲覧してみました。ほとんどのWebサイトはスマホ版とPC版が用意されています。PCの横長表示と異なり、スマホ版の表示では縦にスクロールしながら文字を読んでいくのが一般的。16:9の比率を採用するスマートフォンよりも、Xperia 5のように画面が長い製品であれば、一度により多くの情報を表示でき、スクロールの回数が減ります。また本機には、2つのアプリ(SNSとWebブラウザ、地図とYouTubeなど)を上下に同時表示する、縦長ならではの機能もあります。