United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は0月3日(米国時間)、「Cisco Releases Security Updates|CISA」において、シスコシステムズの複数のプロダクトに脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、遠隔から攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。

発見された脆弱性に関する詳細は次のページからたどることができる。

上記のセキュリティ情報には各脆弱性に関する情報を伝えるWebページのリンクが含まれている。どのプロダクトが影響を受けるかやその条件などは、各脆弱性情報に掲載されており、個別に確認を行う必要がある。

  • Cisco Event Response: October 2019 Cisco ASA、FMC、and FTD Software Security Advisory Bundled Publication

    Cisco Event Response: October 2019 Cisco ASA, FMC, and FTD Software Security Advisory Bundled Publication

シスコシステムズからは対象の脆弱性を修正するアップデートがリリースされているので、上記の脆弱性情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することが推奨される。なお、今回発表されたセキュリティ脆弱性の深刻度はすべて高(High)に分類されている。