カゴヤ・ジャパンは9月5日、クラウドサービス「KAGOYA CLOUD」において「コンテナサービス」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、構築済みのDockerコンテナ実行環境およびコンテナ管理ツールをマネージドサービスとして提供するもの。

コンテナ管理ツールに 操作・管理をGUIで行える「Rancher」を採用することで、コンテナ・オーケストレーションツール「Kubernetes」よる複雑なコンテナ間の連携もコンテナ管理ツールの管理画面から操作できる。

また、Rancherの標準機能として「カタログ」機能が用意されているため、豊富なアプリケーションのイメージから使いたいサービスを簡単に立ち上げることが可能。

そのほか、オンプレミスや他社クラウドのコンテナ実行環境を同サービスのコンテナ管理ツールで 管理することが可能であり、検証や本番用などの複数基盤の管理を一元化できる。

  • VPS上に構築済みのKubernetesとRancherにより、Docker 環境を統合管理できる

同サービスの初期費用は無料で、「管理サーバー」 の料金は1台日額1296円から、「ノード」の料金は1台日額324円から(いずれも税込)。「管理サーバー」と「ノード」は最低1台必要であり、利用開始時にスペックを選択する。

そのほか、 最小構成を1カ月間無料で利用可能なトライアルが用意されている。