台湾GIGABYTEは7月3日、PCI Express Gen4規格に対応したM.2 NVMe SSD「AORUS NVMe Gen4 SSD」を発売した。1TBと2TBの2モデルを用意し、店頭予想価格(税込)は1TBが34,000円前後、2TBが61,000円前後。

  • AORUS NVMe Gen4 SSD

    AORUS NVMe Gen4 SSD

「BiCS4」と呼ばれる東芝製の3D NAND技術による96層TLC Flashを搭載するモデル。フォームファクタはM.2 2280で、コントローラにはPhison「PS5016-E16」を採用した。DDR4 1GB(2TBモデルは2GB)をキャッシュメモリとして内蔵し、転送速度は両モデルともにシーケンシャルリードが最大5,000MB/s、シーケンシャルライトが最大4,400MB/sと高速。

熱によるパフォーマンスダウン(サーマル・スロットリング)を防止するため、全体を銅製のヒートシンクで覆っている。アルミ製ヒートシンクより69%高い熱伝導性能があるとしており、表面と背面の主要コンポーネントの熱を効率的冷却する。

インタフェースはPCI-Express 4.0 x4(NVMe 1.3)、MTBFは177万時間で、TRIMやS.M.A.R.Tに対応する。本体サイズはW80.5×D23.5×H11.4mm。