Premiere Pro CC

ROG ZEPHYRUS S GX701GXRほどのスペックがあれば、ゲームだけで使うのは非常にもったいない。CPUパワーを要求する動画編集等に使っても効きそうだ。そこで今回は「Premiere Pro CC」を使い、約3分半の4K動画プロジェクトから4KのMP4動画を書き出す時間を調べてみた。コーデックはH.264およびH.265とし、それぞれ1パス20Mbpsで書き出している。これもRyzen 5 2600XとGeForce RTX 2600を搭載した自作デスクトップマシンの検証記事と同じテストだ。

  • 「Premiere Pro CC」を使った4K動画書き出し時間

搭載CPUのCore i7-9750Hは6コア12スレッドもあるので、動画のエンコードもお手のものだ。H.265だとさらに時間がかかるが、3分半が5分半なのでまあ許せるレベルの処理時間といえるだろう。

Lightroom Classic CC

「Lightroom Classic CC」で200枚のRAW画像(6000×4000ドット)からJPEGに書き出す時間も計測した。画像にはレンズ補正や色温度調整程度の軽い補正をかけ、そのまま最高画質のJPEGに書き出した時と、書き出し時にスクリーン用のシャープネスを付与した時の2通りの時間を計測した。

  • 「Lightroom Classic CC」を使ったRAW200枚→JPEG書き出し時間

シャープネスを付与するとCPU負荷が一気に上るが、その場合でもROG ZEPHYRUS S GX701GXRのCPUは良い仕事をする。シャープネスを付与しない時に比べ1分も変わってないからだ。CPUパワーの高さが伺える。