ピュアAndroidのスタンダードモデル:Google「Google Pixel 3a」
- 2019年6月上旬発売
- オンライン販売額:46,656円
- 36回払い時の月額支払額:1,296円
先日のGoogle I/Oで発表された「Pixel 3a」がドコモからも販売されることになった。カラーはJust BlackとClearly Whiteの2モデルのみで、大型ディスプレイを搭載した「Pixel 3a XL」は今回ドコモからは発売されなかった。
すでに発表された機種なので詳細は他の記事に譲るが、樹脂製ボディながらなかなか質感も高く、スタンダードクラスの中では最新SoCとなるSnapdragon 670を搭載しており、ゲーム以外であればほとんどストレスなく動作するパワーも備えている。AIによる強力な補正機能を備えたカメラが気になる人も多いだろう。
ただ、今回のドコモスタンダードクラスのラインナップは、それぞれなかなか魅力的な機種が揃ったので、Google純正のSIMフリー版もある本モデルの位置付けはちょっと難しい面もある。Pixel 3aを選ぶのはITリテラシーの高いユーザーが多いだろうし、そういったユーザーは最初からSIMフリーモデルを選んだ方が、あれこれ楽しみやすい気もする(ドコモ版Pixel 3aにはSIMロックがかかる)。「スマホおかえしプログラム」の対象外なのも残念だ。
ただ、シンプルなピュアAndroidの安心感、最新OSが今後3回アップデート保証されている点、Pixelシリーズ共通のAI機能、日本仕様のFeliCa対応など、実用上も高い魅力のある一台でもある。Google公式価格(税込48,600円)より2,000円ほど安いため、同端末を少しでも安く買いたく、かつメイン端末として使いSIMを入れ替える予定がない人には向くだろう。