• Windows 7 乗り換え

    Windows 10搭載PCはメニューのデザインも変わっている

Q2:新しいPCを買ったら、どのデータを古いPCから移すべき?

Windows 7からWindows 10に乗り換える際、移行すべきデータは大きく分けて次の3種類あります。

●自分でパソコンに保存したファイル

●アプリケーションの設定やデータ

●普段使っているアプリケーション

このうち「自分でパソコンに保存したファイル」は、デジタルカメラから取り込んだ写真や自分で作成したWordやExcel、PowerPointなどの文書、CDから取り込んだり音楽配信サービスから購入したりした音楽ファイルなどです。これらのデータは替えがきかないものなので、忘れず移行するようにしましょう。

「アプリケーションの設定やデータ」は、Webブラウザのお気に入り(ブックマーク)やメールのアドレス帳、受送信したメッセージデータ、日本語入力のユーザー辞書、普段使っているアプリの個人設定などです。そのなかでもブラウザのお気に入りやメールのメッセージデータなどは失うと復元が難しいものなので、確実に移行したいところです。

「普段使っているアプリケーション」は、パソコンにインストールして使用しているビジネス統合ソフトや年賀状ソフト、写真編集ソフト、ゲーム、ユーティリティなどのアプリケーションのことを思い出してみてください。

Windows 10では、多くのアプリをMicrosoft Storeというアプリストアから入手できるようになっています。今まで使っていたアプリや必要なアプリがMicrosoft Storeにある場合は、そこからインストールするのがいちばん楽な移行方法。もちろん、インストールメディアやインストーラーが手元にあり、Windows 10に対応している場合は、従来のようにセットアッププログラムを使用してインストールすることも可能です。


【ミニTips】Windows 7から10への移行、ユーザーの声は?

10年の長きにわたり提供されてきたWindows 7。延長サポート終了にあたり、どんな質問が届いているか日本マイクロソフトに尋ねたところ、Windows 10への移行に関するユーザーからの質問は「実はかなり少ない」との回答でした。また、その内容は「買い替えたいがどうしたらいい?」「Windows 10を使いたいがどうすればいい?」など漠然とした質問が多いとのことで、同社は売り場の工夫や延長サポート終了の周知を強化していくといいます。

  • Windows 10搭載PCを販売するビックカメラの特設サイト。Windows 10搭載で、デザインや高速アクセス、セキュリティ機能などを備えた“モダンPC”を集めた「ENTER!キャンペーン」が、2019年春の新生活に向けに展開されている